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サステナブルと「ブランド」の関係。“サステナブルなお買い物”とは

サステナブルと聞く機会が、ここ1〜2年で激増しました。

サステナブルと謳う商業的すぎる取り組みや、エコと称してエコバッグを量産することの違和感を覚えながら、自分にできる「サステナブル」って?そんなことを無意識に考えるようになりました。

そんな私が行き着いた、最近のわたしの“サステナブルなお買い物”の方法を紹介します。

Contents

「ブランド」があるものから買う大切さ

最近買い物をするときに、大切にしているポイントは以下2点です。

  1. この先も愛されると思うブランドから買う
  2. 手放す時も貰い手がありそうなものを選ぶ

 

最近のお買い物では、まさにこの点を大切にしています。
それぞれを解説していきます。

①この先も愛されると思うブランドから買う

そもそも、ブランドとは何なのか。
教科書的な定義は色々あると思うのですが、ここでは「価値が下がり続けないもの」とシンプルにまとめます。

今、世の中には「ブランド」と銘打つ「ラインナップ」「レーベル」が溢れています。
新しいコスメ、新しいファッション、新しい飲食店…
その度に新しい「ブランド名」が現れるのですが、ブランドの本質は「長くその価値が生き続けるか」だと思うのです。

一番代表的な例は、シャネルやルイヴィトンなどのハイブランドではないでしょうか。
長きにわたり、驚くほど高い価値が安定的に多くの人から認められているものです。

ハイブランドではなくとも
「このブランド(商品のラインナップ)は、これからも愛用し続けたいか?」
「このブランドは、これからも続いてほしいと思うか?」
そう思えるものを選ぶのは、自分にとって大切なことかなと思っています。

②手放す時も貰い手がありそうなものを選ぶ

そして二つ目は、「手放す時」のこと。

手放す時は、その“もの”とのお別れの時。
この世の中にはたくさんの素敵なものがあります。残念ながら、ずっと使い続けることなんてごく少数。多くのものが、「もう使えない状態!」と思える前に、捨ててしまったり使わなくなってしまうのではないでしょうか。

使わなくなったときに、誰かに渡そうと思っても貰い手がいない。
自分が愛用しているものであればあるほど、ちょっぴり悲しくもなるものです。

サステナブルを考えたとき、一番罪悪感のあるアクションは「使えるのに捨てる」「自分がいらなくなったという理由だけでゴミに出す」ということでした。

自分が使わなくなっても、誰かが「欲しい」と思ってくれる。
そう思えるものをお迎えすることで、その「もの」を使っている時間がより豊かになるのではないでしょうか。

使わなくなっても、誰かにバトンを渡したい

フリマアプリができて、リセールバリュー(再販価値)が見えやすくなりました。

私は、フリマアプリを買う方も売る方もかなり使用しています。
(身近なコスメなどの日用品を買う時、その製品の新品じゃない価格がなんとなく想像できるほど!笑 マニアックですね…)

再販すると、定価の30%〜40%の価格になるものが多かったり、ものによっては10%程度にしかなかったりと、新品ピカピカの価値って?物の価値って?を疑問に思うこともありました。
その価格を見ながら感じたのは、真に“ブランド”があるものは、使用感があっても、そして発売時期から時間が経っていても、ずっと高い金額で価値が変わらないのです。

買って捨てて、を繰り返すのはもう避けたい。
使わなくなっても誰かが使ってくれる。きっと誰かのお気に入りになってくれる。
まだまだ道半ばですが、身の回りのものをすべてそんな物で整えていきたいなと思っています。

自分ができる日々の「サステナブル」アクション

自分が使っているものが、一つの「ブランド」としてちゃんと価値が続き、いつか使わなくなっても誰かにバトンを渡すことができる。
そんな気持ちでものを使うことは、ちょっぴり“お借り”しているような、そんな丁寧にあらゆるものと向き合える気持ちにもさせてくれるものです。

お買い物が大好き。
誰よりも好きで、お買い物が人生を輝かせてくれることを知っています。
大袈裟ですが、自分の可能性や希望を広げてくれるものであると思っています。

そんな楽しくて豊かな日々のアクションだからこそ、ちょっぴり「今」だけではなく「ちょっと先」も考えてみる。
「エコ」や「サステナブル」という観点で言えば、自分は何ができるのだろう?そう思ったとき。
特別な行動をしなくても、まずは小さな心がけからで十分なのではないかな、と思っています。