FASHION

季節感あるオシャレは、“世界の空気”を楽しんで過ごすとっておきの方法

秋のリップ

こんにちは!まいまいです。
ファッション・ビューティに関する仕事に携わりながら、自分らしいオシャレや生き方についての情報発信をしています。

今日は、「季節を感じるオシャレの楽しさ」について書いていきたいと思います。
オシャレが得意な人も、苦手な人も。
ちょっとだけ毎日が楽しくなる、そんな工夫の仕方です。

Contents

「季節を感じるオシャレ」とは

すっかり夏が終わり、本格的な秋の空気になった今日この頃。

時折前の季節の空気の名残はあっても、季節の移ろいを感じるタイミングなのではないでしょうか。
この夏→秋、そして冬→春の季節の移り変わりが、最もコントラストが強く季節の変化を感じられるタイミングです。

秋始めの頃から、雑誌ではこっくりした濃い色のお洋服や秋の新色のメイクが出始めます。
軽やかなきらきらとしたラメやパステルカラーから、
赤みのブラウン、深みのあるモスグリーンなど、濃厚で重みのある大人らしいカラーが揃ってきます。

日々の移ろいを感じることで、はじまる自分と世界の調和

「あれ?なんだか風に秋を感じるな」
「ちょっとだけ、これまでと違う風景になってきたかも」
そんな思いを感じた人は、さりげなく自分に季節を纏う方法を知っています。

「ちょっと空気に合わせて、ネイルから変えてみようかな」
ネイルに施した秋の落ち着いたバーガンディカラー。
「秋に楽しみな紅葉のお出かけをイメージするような、濃くて鮮やかなな色も取り入れてみようかな」
軽やかなブルーやイエローから、秋の木の葉のようなカーキやオレンジへ変えたスカーフ。
そんな季節の装いを楽しむ人は、不思議とその人自体が世界と調和しているような、そんな素敵な雰囲気を纏っているのではないでしょうか。

手元から、耳元から、小物から、ちょっとしたことから季節を取り入れている人が素敵に見えるのは、その人が「日々、移ろいゆく」そんな季節を感じて楽しみながら生きていることがわかるから。

ちょっとした空気の変化を感じて、季節を感じるオシャレを取り入れてみることは、季節と対話して、世界をコミュニケーションしながら毎日を楽しんでいるようなもの。

着替えるベストタイミングは、自分が季節を感じた時

秋の服が揃うタイミングがより早くなり、夏の初めごろからは秋物が出揃ってきます。

季節の変化がわかりにくくなりに、いつ衣替えをすればいいんだろう?
いつ、服を変えていくのがいいんだろう?
そう迷うことも少なくないかもしれません。

お店に秋服が増え始めたから。
周りの人が秋服を着始めたから。
そんな理由でなくて大丈夫なのです。

私たちは、人やあふれるSNSの情報、雑誌など、人が作ったものに囲まれています。
けれど、本当はちょっとした散歩の時に感じる空気や、移り行く自然など、もっと大きい世界から季節は変わっているもの。

毎日を過ごしていて、風の秋を感じた時。
立ち寄るスーパーの果実のラインナップが、秋の味覚がで始めたなと思った時。
日々家に飾るお花が、夏から秋の色合いになった時。
自分の感覚をあらためて研ぎ澄ませれば、「今まとってみたい色」が見つかるはずです。

ファッションは、世界や季節の移ろいを楽しむツール

ファッションは、自分と世界の境界線にあるもの。

自分という存在を守ってくれるものであり、誰かに見えるものでもあり、自由自在に切り替えて自分を魅せることもできるものです。

基本は自分らしく「着たいものを着る」ことがとても大切です。
けれど、時に、世界の移ろいや季節に合わせて着替えていく
これこそが、世界の変化に敏感になったり、空気の移ろいを楽しめるようになったり、他の人とつながることができるファッションの醍醐味なのです。

ファッションやメイクを自分らしく、かつ季節に合わせながら楽しむということは、この世界で生きているということを何よりも楽しんでいる証。

「こうしなければいけない」
「他の人に、こう思われるかもしれない」
そんな余計な思いを時にはとっぱらい、自分が世界を楽しむツールとしてのファッションを堪能してみてくださいね。