先日、アマン東京のアフタヌーンティーに行ってきました!
2021年のハロウィンに合わせてまさに「アマンらしい」完成度が高いアフタヌーンティを楽しみました。
その様子をレポートします!
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和とモダンが融合した圧倒のラウンジ
東京駅丸の内口から徒歩5分の「アマン東京」。
33Fの「ザ・ラウンジ by アマン」に訪れて最初に目前に広がるのは、高い天井まで贅沢に使用した空間!
東京でもここまで贅沢な空間づかいをしているのは、こちらのアマン東京とパークハイアット東京(新宿)のピーク・ラウンジが二強なのではないでしょうか。
都心の一等地で、ここまで贅沢に空間を使っていることにも驚きを覚えます。
「和モダン」と単純に一言で表現するのがもったいないような場所。全体的には壁や床や家具など、グレーや黒をベースに落ち着いたモノトーンで統一されています。中央には存在感のある池や岩のようなオブジェもあり、まるでラウンジ全体が日本庭園のようです。
天井はまるで光を透かしたふすまのように、別室とのしきりは和室の引き戸のように、日本の古き良きエッセンスをアマンらしいモダンさで仕立てた洗練された空間となっています。
10月は、ハロウィンアフタヌーンティー!
そんなアマン東京の「ザ・ラウンジ by アマン」にて、10月ということでハロウィンアフタヌーンティーを楽しんできました!
テーマは「ハロウィンパーティーへの招待状」。随所にハロウィンのエッセンスがちりばめられた、期間限定のアフタヌーンティーでした。
「ハロウィン」というと、キャラクターものや、オレンジやパープルの鮮やかな色をイメージするものですが、まさにこちらは「大人のアマンらしいハロウィン」。
一つ一つご紹介していきます!
【ブルーベリーとカシスのスープ シャンパンエスプーマ】
アフタヌーンティのスターと共に運ばれるフルートグラス。ふわっと目の前で「エスプーマ」を仕立ててくれて、楽しみのアフタヌーンティをスタート。シャンパンやワインといったアルコールメニューでなくとも、それに匹敵する高揚感で楽しめました。
【選べるプチスイーツ】
ジュエリーケースのような引き出しを出して見せられたのは、
かぼちゃと紫芋のクッキー、パート・ド・フリュイ(フルーツジュレを詰めたゼリー)
パート・ド・フリュイはマンゴーのフレーバーを選びましたが、噛んだ瞬間にフルーツのジューシーさが広がっておいしかったです。
そして、今回のメインのアフタヌーンティースタンドはこちら!
【セイボリー】
お食事メニューはこちら。
栗とポークのミートパイ/ 帆立のテリーヌサンド/プレザオラのトルテリーニ/サーモンマリネ アボガドのタルト/松茸のコロッケ
イカ墨のようなもので色づけられた真っ黒の蜘蛛の巣に入ったコロッケ、食感の違うテリーヌサンド、薔薇に見立てられたアラザンがきらめくサーモンなど、ケータリングメニューでもなかなか出会えない華やかさでした!
【スコーン】
プレーンと南瓜のスコーン
クロテッドクリーム 自家製ジャム
スコーンがとってもおいしかった・・・!!
さくさくなのにしっとり、ふわふわで、パサっとしたスコーンが苦手な私もつい食べ進んでしまいました。ジャムが季節の無花果を生かしていて、これまたフレッシュでおいしかったです。
【スイーツ】
最上部は、南瓜のムースとプラリネのシュークリームに、黒胡麻のプチシュー。ここには、「AMAN」と書かれたハロウィンパーティへの招待状が!魔女の帽子を被ったシュークリームは、上下違う装い(チョコレートのコーティング)で、クリームの襟でおめかし。かわいい…!
中段には、モンブラン、チョコレートムースとブラックベリー、紫芋のタルト、ラズベリーフィナンシェ キャラメルクリームの四種。
十字架がかけられた棺の中には、なんと小さなエディブルフラワーのあしらいまで!あまりにも細部にこだわった完成度の高さにため息が漏れるのでした。
【ドリンク】
アフタヌーンティーのティーセレクションは、「シーズナルアイスティー」や豊富なフレーバーティーがお目見え。ロンネフェルト社の最高級茶葉を使用したエクスクルーシブなティーセレクション「ティースター」も使用しています。
もちろんコーヒーやカプチーノ、ディカフェなどのコーヒーメニューも充実。
アマン東京らしい和のメニュー、玄米茶や煎茶(川根)も飲んでみたかったです。
私はいくつかいただいた中で、ウイスキー樽で香りづけしたカカオのフレーバーティーや、ロンネフェルトの「モルゲンタオ」という中国の緑茶に薔薇の花びらや矢車菊、マンゴーフレーバーをブレンドしたティーベースのアイスティーをいただきました。さっぱりとしていてお茶なのに華やかで、花びらの添えられたいっぱいは特別感が満載でした。
アフタヌーンティーを終えた感想は?
一つ一つの完成度が高くて美味しい!
アフタヌーンティーは、3段のアフタヌーンティースタンドに運ばれるスイーツのボリューム感や、その全体での見た目でも魅力があるので、一つ一つの味がいまいちなレストランが少なくありません。けれど、さすがはアマン!
1個1個のセイボリーもスイーツも、それだけで商品として仕上がっているような完成度で、何回でも食べたい!と思えるものばかりでした。
その場で仕上げるサプライズも!
冒頭の「エスプーマ」など、やはりその場で楽しめる「ライブ感」がお店で楽しむ醍醐味です。
料理の仕上げだけでなく、ティーポットを暖かく保ってくれるちょっとした気遣いなど、その場で受けているサービスがあらためてお店での体験を彩ってくれるようでした。
自分好みのものを選べる迷う楽しさ
アマン東京の今回のアフタヌーンティーでは、ジュエリーケースの中からお菓子を選んだり、豊富なドリンクから好みのものを選んだり、嬉しい「迷う楽しみ」がありました。
「どれにしようかなあ」ととっておきのものを見つけるべく迷うのは、お店ならではの楽しみですね。
都内だと、パークハイアットやペニンシュラ東京など、過去にはいくつものホテルアフタヌーンティーに行っていますが、アマン東京は一品ごとの完成度も全体的な満足度もさすがのトップクラスでした。
アマン東京が誇る和ラグジュアリーな時間を
食べる一口が惜しく感じられるほど、そして“食べるアート”のような完成度だからこそ、日頃頑張る自分へのご褒美に、目でも味でも楽しみたい時にはうってつけのアフタヌーンティーです。
とても上質な体験だからこそ、大切に楽しみたい機会ですが、またシーズンを変えて行ってみたいと思います。素敵な体験でした!