FASHION

自分らしいオシャレを見つける質問集【自分に問いたい言葉】

こんにちは!まいまいです。
ファッションやビューティなど、女性ターゲットの仕事を10年しています。

Contents

自分らしいオシャレは、すばらしい

自分らしいオシャレを楽しめている人って、素敵ですよね。

自分のコンプレックスを長所に変えたり、
とてもその人に似合っている色・柄だったり、
その人のオリジナリティがある着こなしだったり。
そんな人への憧れは、募るばかりです。

「素敵なオシャレ」は売っているけど「自分らしいオシャレ」は教えてくれない

でも、この答えは、誰も答えを教えてくれません。

雑誌や百貨店、ネット通販で、誰かが提案する素敵なオシャレはたくさん存在します。
インスタグラムを覗けば、憧れのライフスタイル方がたくさんいます。

でも、自分はオンリーワンの存在。
誰にも似てないので、誰の完全コピーでもないのです。
つまり、自分らしさを見つけることができるのは、自分しかいないのです。

自分らしさは、良質な問いから見つかる

最近よく見かけるようになった「自分らしさ」という言葉。

その問いの答えは、どこかにあるのではなく、自分の中にあります。
そして、その答えを引き出すのは、きっと自分に対する問いかけだと思います。

もし自分がオシャレの相談を受けたら?

スタイリストではない私が、
スタイリングすることではなく、相手の自分のなりたい姿への実現をお手伝いするなら。
きっとこんな質問をしたいな、と思う質問をまとめました。

今回は「オシャレ」=「お洋服(など)を買うこと」
そんな意味合いで、問いを作りました。

自分らしいオシャレを見つける質問集

①なりたいイメージはありますか?

インスタグラム、芸能人、雑誌、読者モデル、”隣の部署のあの人”まで。
なるべく服や小物使い、スタイルのイメージが
具体的にビジュアル化されている人を探してみましょう。

一人ではなく、20人くらい見つけてもらうイメージです。
すると、そこにある共通点や、雰囲気が出てきます。
意外に服ではなく、髪型だったり、メイクだったり、
違う要素に惹かれている場合にも、ここで気づけます。

②自分が何かと「ついつい着てしまう服」はどんなもの?

自分のクローゼットの中にある服で、ついつい手に取ってしまうもの。
あれ、またこれ着てる。と、ため息混じりに眺めてしまうヘビロテ服。
その服には、自分のヒントが詰まっています。

着心地や形、色、素材。何かが心地よいから、いつも選ぶのです。
自分のヘビロテ服に目を向けた時に、
そこには気づかなかった自分らしさが潜んでいるかもしれません。

③持っている服はどこで買うか、どんなアイテムが多いか、その服は気に入っているか

自分が持っているアイテムを、どこで買って、どんなものが多いかを再度チェックします。
そして、自分が持っているものにどれくらい満足しているかを確認します。

ここで同時に見えてくるのはファッションアイテムの「買い方」です。

自分が本当に楽しめている心の時に、買えているのか。
それとも、誰かに言われてネガティブなイメージを浮かべながら急いで買ったのか。
そんな買い方のストーリーも、自分の現状を知るヒントになります。

④自分が洋服を着る時間は、何をしている時が多いか

自分が一番着る時間が多い服を買うのが、日々を心地よくする近道です。

たいていの人は仕事かもしれません。主婦の方ならおうち時間かもしれません。
その時に着れる服が、一番買うべき服です。

かわいいけど、絶対にこのシーンでは着れない服。
すごく惹かれるけど、汚れが気になってたくさん着倒せないなと思う服。
“何かが引っかかる服”は避け、自分のシーンに合う服を選びましょう。

⑤自分が一番大切にしている時間は、何の時間か

先の質問と似ていますが、ちょっと違います。

先の質問は「現実的に多い時間」を優先する方法。
この質問は、「自分がもっとも大切にしている時間」を優先する方法です。

たとえば、平日は黙々と仕事をしているとします。
でも、土日になったら毎週趣味のアウトドアを心の底から楽しんでいる人がいたならば。
そんなライフスタイルならば、買うべきは平日の服ではなく土日の服だと思うのです。

自分をより輝かせたい日のファッションに、お金をかけましょう。

⑥着る場所の制約はあるか、懸念点はあるか。

職場のルールや、一緒に過ごす人との調和など、着ていく場所のことも考えておきます。

たとえば、職場だと「ビーチサンダルNG」「露出の多い服はNG」など、
名言化されているものから、”暗黙の了解”レベルのものまでさまざまです。
そのルールを把握しておかないと、せっかく買っても着られないのです。

ルールはなくとも、いつも一緒に過ごしたい人たちと全くテイストが合わない。
自分が着たい服を優先するのは大事ですが、
合わないことを気にして、楽しめないのはもったいないのです。
最低限のマッチ度合いは考えて選んでおきましょう。

⑦どれくらいの「お金」をオシャレにかけられるか

この質問は、ちょっと複雑です。

オシャレに◯万円かけられる!よりも、
自分の給料などの可処分所得から「オシャレ以外にかけたいもの」の金額がいくらかを
知っておくのが大事だと思います。

給料から必要な費用を抜いた後、オシャレよりも優先させたいのは旅行だった!ならば、
その旅行の費用を抜いた上で残った金額を、オシャレに使えばいいのです。
つまり、自分にとってオシャレの優先順位も知ることができます。

⑧どれくらいの時間をオシャレにかけられるか

お洋服は買って終わりではありません。

アイロンをかけたり、クリーニングに出したり、
ひいては着終わったらフリマアプリに出すことも。
買った後に、以外とエネルギーを使うのも、また服なのです。

仕事がとてつもなく忙しいのに、ケアに手のかかる服ばかり持ってしまう。
家の近くにクリーニング屋さんがないのに(今は宅配もありますが)、
クリーニング必須の服ばかりで固めてしまう、など。

自分のかけられる時間を知った上で、自分が「着やすい」「選びやすい」
服にするのも大事なことです。

⑨どれくらいのスペースをオシャレにかけられるか

ライフスタイルを考えた上では、地味ですが重要な質問です。

そもそもの収納がない、選ぶ場所がないなど、
収納に入らない服はどこか汚く見え、不要な”もの”と同じに見えます。
お洋服の価値は、きちんとハンガーラックにかけられるか、
きれいに畳まれた状態でこそ、エネルギーが入るものです。

自分がコントロールできる量の服を買いましょう。
入らなければ、収納もセットで買ったほうがいいかもしれません。

自分らしいオシャレは、自分への質問で見つかる

自分らしいオシャレは、簡単には売っていません。

でも、自分が探そうと思えば、実はすでに自分の中に答えがあるもの。
誰かに定義された”自分らしさ”を纏うのではなく、
自分が認める”自分らしさ”を、ファッションでも表現してみてはいかがでしょうか。

自分が心地よく、ハッピーに、楽しめるオシャレやファッションを選ぶ際には、
ぜひ、自分で自分にこれらの質問を投げかけてみてくださいね。