こんばんは!まいまいです。
今日は、お買い物や消費について、欲しい!気持ちをぐっとおさえて、自分にとっての「お買い物」豊かな付き合い方のコツについて書きます。
「憧れ消費」にひそむ罠
今、私たちが素敵だなと思う人に出会ったり、その人のライフスタイルを覗き見する機会がすごく増えました。
Instagramで憧れるようなライフスタイルを送る人、ラグジュアリーブランドをさらりと嫌味なく身につけている人、いつも異なるセンスの良いファッションを身にまとう人。。
無意識に開いてしまうInstagramに、スマホ越しの羨望の眼差しで眺めながら、現実とのギャップを感じることも少なくない。
私たちは必ず、ついつい自分が魅力的だと感じたその人の持つものやファッションにフォーカスして、それが「欲しい!」となりやすいのです。
なぜなら、その人と同じものを手に入れる事で、その人に1mmでも近づけるようになるはずだから・・・!。
ただし、そこの思考に「ちょっと待った!」をかけるかかけれないかが、真に魅力的な生き方ができるかの分岐点なのです。
憧れの人は、ものを手に入れるだけでは絶対になれないということ
大切なのは、
「素敵な人は、素敵な<もの>でつくられているわけじゃない」
ということを、しっかり肝に銘じること。
私たちが素敵な人を見かけたとき、ふと思う事は例えばこんなこと。
・ちょっと背伸びしたら買えそうなラグジュアリーブランドのバッグを何個も持っている
・いつでもトレンドを押さえたカラーと質感のメイクを楽しんでいる
・まるで女優さんみたいな、手入れの行き届いたツヤツヤな髪
・足も長くて、ほっそり華奢で、守ってあげたくなるスタイル!
そして、そんな素敵な人を取り巻く物質的な<もの>に目を向けて、それが「欲しい」気持ちの源泉になっているのです。
でも、よくよく考えてみたい。
女子がお金をかけている一例を挙げてみます。
・トレンドのファッションアイテムを身につけて、洗練された印象に
・バッグは女の”格”を表すもの!
・ツヤツヤの髪や肌は男性の高評価ポイント
・おしゃれは足元から!良い靴はおしゃれの仕上げ
・良い下着は内面から女っぷりがにじみ出る
つまるところ、「全部」という結論になってしまうのです・・・。
(さらりと思い出してどのパーツやものも表現する言葉が浮かんできたあたり、メディアや雑誌やお店の印象ってすごいな、と思うのでした)。
ここで見つけた<もの>たちにすべてお金をかけていくことで、消費の無限ループにはまってしまう。
いつまでたっても、お金と仕事から自由になれない日々のルーティーンから抜けられないのです。
憧れは、自分の工夫と努力でしか掴み取れない
改めて自分の素敵な人を見つけたら、発見しなおしてみたい。
その人が素敵な理由は、
- 女性らしく見えるニットではなく、凛と背筋が伸びた美しい姿勢
- スタイル良く見せるパンツではなく、それを着こなす美しいプロポーション
- 高級なバッグではなく、選び取る色あわせのセンス
- 憧れブランドの時計ではなく、どんなものも高く見せてしまう上品な手さばき
人の魅力は、もの以外でも十分表現できるはず。
そして、その多くが、お金をかけることではなく、自分の意識と自分の努力で手に入ること。私たちは、あまりにも買い物や消費に頼りすぎているようにも思うのです。
きっと、素敵な人を素敵な人たらしめているのは顔つき、オーラ、鍛えられた体、振る舞い、そしてそれらからにじみ出る総合的な自信。
場合によっては、自分の時間を確保すること、ゆったりと手間と時間をかけて自分をケアしたり、ゆとりある心持ちになることも、効果的かもしれません。
私たちは、例えば手元が素敵な人と出会ったときに、「手元が美しいなあ…」→「ネイルサロンを予約しよう!」ではなく、美しくセルフネイルを塗りながら綺麗に見せる手の仕草を意識する事でも、ぐっと変われるかもしれない。
そんな自分の考え方の転換と工夫で、「未来のために」お金を使わずに自分を憧れの人に近づける工夫を見つけていくことができたら、と思うのです。
巷のメディアも、魅力的なショップも、誰も自分の叶えたい未来のことを本気で考えてくれている人は、残念ながらいないのです。
自分の未来は、自分の堅い意思で守っていかなければいけない。
その考えを忘れずに、お買い物と豊かなお付き合いをしていきましょう。