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複業の種類解説「市場ニーズ重視型」と「やりたいことベース型」

こんにちは!まいまいです。
会社員をやりながら、7年間さまざまな複業に取り組んでいます。
今日は、複業をしたい!と思った時に知っておきたい、複業の種類について書きます。

この記事は、こんな方にオススメです。

  • 複業を初めてみたいけど、何をしていいかわからない
  • 自分のやりたいことを仕事にしてみたい
  • 複業で稼いでみたいけど、何からすればいいかわからない

 

それでは、どうぞ!

Contents

複業(副業)には、2種類の方向性がある

複業には、あくまで私の見解ですが、以下2種類の方向性があると考えています。

①市場ニーズ重視型
②やりたいことベース型

前者は、
「たくさんニーズがあることを優先して仕事にするタイプ」
後者は、
「ニーズに関係なく、自分のやりたいことを極めるタイプ」

最初は、どちらの方向性かをなんとなく決めて、
舵を切っていくことをおすすめしたいと思っています。

早速、それぞれのカテゴリについて説明していきます。

①市場ニーズ重視型

こちらは、すでに市場にニーズがあることに対して、スキルをつける方法です。
具体的には、以下のような仕事が言えるでしょう。

  • WEBデザイン
  • プログラミング
  • 動画編集
  • ライティング

 

すでに、市場のニーズがある程度高騰していて、
単価を問わず、需要が高くある状態です。
(執筆2020年9月現在)

ホームページを作りたい個人や企業が多いから、WEBデザインできる人が必要。
PR動画をつくりたいから、動画編集ができる人が必要。
オンラインで売りたい商品があるから、セールスライティングできる人が必要。

職種は市場のトレンドに大きく左右されますが、
ニーズがあるので、稼ぎやすかったり、すぐに仕事になりやすいものが多いです。

ポジティブな面としては、

  • ニーズがもともとあるので稼ぎやすい。
  • 一つの仕事がダメでも次がある。
  • スキルの汎用性がある
  • 組織を超えても役に立つ

 

でしょうか。

明確なスキルがあるため、組織に所属してジョブ型での仕事を受注したり、
SNSで人気のインフルエンサーの補助・サポートをするなど
すぐに稼げる仕事としてはイメージがしやすいです。

ネガティブな面としては、

  • ニーズが多い→身に付けたい人が多い→ライバルも多い
  • 一定の期間を経れば身につくので、レッドオーシャンになりやすい

 

あたりだと思います。

とにかくニーズが多いので、仕事も多ければ目指す人も多い。
それだけで生業として生きていくなら、そのあまたある中から選んでもらうための
自分の意志や戦略も必要になります。
それだけ頑張れるかどうか、も肝になってきます。

総じて、
市場ニーズ重視型は、ニーズが多い分仕事も豊富で、稼ぐまでがわかりやすい。
一方で、目指す人も多いので、ライバルも多い。

そんな仕事を、「市場ニーズ重視型」としています。

 

②やりたいことベース型

こちらは、市場ニーズは一旦関係なく、
自分のやりたいことを重視して、複業にすることを目指す方法です。

発信する内容としては、なんでもありです。

  • 得意な料理を生かしたホームパーティのおもてなし方法
  • おうちでできる「おうちDIY」として棚やテーブルの作り方を発信
  • 大好きな猫が一番喜んでくれる部屋づくり
  • 大好きなアニメのコスプレメイクを紹介 ・・・

 

といった形で、無限に出てきます。

自分がお金を払ってでもやりたいことを続けた結果、
それに惚れてくれる人が現れて、仕事になるというパターンです。

①と同様、例えば「料理」などであれば、
非常に好きな人もライバルも多い状況ではありますが、
自分なりの切り口や視点を見つけて継続して、
自分らしい仕事になるチャンスがあります。

何かのイベントにゲストとして呼ばれて自分の価値を提供したり、
自分があまりにも好きすぎるものを作っている企業の協賛としてPRしたり
人気YouTuberとコラボして一緒に動画を作ったり、
自分だけのオンラインコミュニティをつくったりと、
広がりが無限にあるものです。

誰かのお声がかかったり、ファンができるまでには、
独自の視点を見つけるための継続や、
魅力あるコンテンツで獲得したファン(フォロワー)の存在が必要となりますが、
完全に自分オリジナリティの複業となるため、
他者の追随がしずらいということがメリットになります。

今、何か特定の好きなことがあったり、
ずっと続けている何かがある!という人は、
②の方向性を極めて、自分にしかできないカテゴリーを作り上げていくことも良いかもしれません。

会社員は、②から始めるのもあり。だけど・・・

一般的には、
会社員は、すでに会社員を継続できていることで、
何かしらの①のスキルを得ていることが大半なので、
②から始めるのもありだなと思っています。

ただし、①で得られたスキルや知識が、
自分として合わなかったり、市場ニーズから今後低下が見込まれると
思われる場合は、会社員でも①→②の順番で手に入れていくのもおすすめです。

自分個人のことをいえば、私は会社員ですが、
結果的には①→②の順番で複業をしていたように思います。

自分の好きなことが思う存分できる環境であれば文句はありませんが、
そのベースとなる基本的な給料や、自分が納得できるスキルがないと感じるならば、
ステップを踏んで実現することは、より確実に進められることにつながります。

言わずもがなですが、
この①と②は、一度決めたらそちらだけ!といった考え方にはせず、
それぞれをある程度極めたら一旦手を止めて、
反対の方向性も検討することが良いと思います。

市場のニーズを満たせるスキルがついてきて、
誰かの期待に応えることができ稼げるようになったら、
ほんとうは自分がやりたかったことって何だっけ?と振り返る。

自分のやりたいことを極めてみて、
もっとこれを世の中に広めたい、もっと知ってもらいたい!
のであれば、世の中のニーズにくっつけられないかを考えてみる。
そうすることで、無限に広がる可能性が秘められているのです。

自分が頑張りやすいやり方を探そう

市場ニーズを重視して、まずは求められるスキルを身につける。
とにかく自分の好きなことややりたいことに没頭して、好きをエネルギーにファンを集めていく。
どちらの方法でも、きっといつか自分らしい複業にたどり着けるはず。

大切なのは、行動をし続けること。
どちらの方向性が頑張りやすいかを重視して、
まずは自分がやりやすい方向性に一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。

いつかジャンルもカテゴリも超えた、自分だけの複業を実現できるはず。