FASHION

服の買い方の教科書①:服を買うときは必ず靴とセットで

こんにちは!まいまいです。
ファッションやコスメなど、女性をターゲットにしたビジネスを10年しています。

この記事は、「服の買い方の教科書」と題して、
自分が失敗しない、自分が本当に着て楽しめる服の選び方について
シリーズ化をはじめました。

今日は、服を買う時に実は見落としがちな「靴と服」の関係について書きます。

この記事は、こんな方におすすめです。

  • 服を買っても、なぜか着ないことが多い
  • 服を買うが、コーディネートがうまくいかない
  • 買った服が、気づいたら靴と合わない

 

それでは、どうぞ!

Contents

あなたの一番お気に入りの靴はどれですか?

早速ですが、質問です。

あなたが一番履いて一番消耗が早い靴は、どれでしょうか?
フラットシューズ?スニーカー?パンプス?
1つでしょうか?3つでしょうか?

服の買い方は、簡単です。
「その靴に合う服を買う」
それが一番です。

服を買うとき、優しいスタッフさんは聞いてくれます。

「お持ちの服はどんなものですか?」
「お持ちの服と合いそうですか?」

すると、大体の人は自分のクローゼットを思い浮かべ、
あ、これと合いそうだな、大丈夫そうだな、と思いますが、
このときに、実は見落としがちなのが「靴」なんです。

「買おうとする服は、今の靴に合うかどうか」

服を買うときは、この質問を自分の中で追加して確認しましょう。

服を買うときにお店で見落としがちなこと

試着室の靴は、例外なくオシャレ。

華奢なシルエットにヒール、ほどよいヒールの高さ、
スエードだったり素材もちょっといけてる・・・。
何より、「靴がそのブランドのものである」というのは、地味にポイントです。

基本的に同じブランド内では、大きなテイスト違いでもない限りは合うように設計されています。

でも自分が持っている靴は、90%以上くらいの確率でそのブランドの靴じゃない。
その事実も改めて認識する必要があります。

では、何と合わせれば良いのか?
一番見るべきは、
自分のよく履くランキングBEST3の靴どれかと合うかどうか
ということです。

買おうとしている服がもし”ヘビロテ服”になった場合、
その”合う靴”も自然と”ヘビロテ靴”になるのです。

自分が気に入って買った服が、ほとんど履かない靴や、
履いても痛くなるシュークローゼットに眠っている靴としか合わせられないのは
悲しいですよね。

今履けない靴としか合わない服は、買わない。
先に買ったり、自分に似合うものを揃えておくべきは、靴かもしれません。

失敗を防ぐための「靴と合わせる」ためのチェックリスト

では実際に、服を買うときにどんな観点で靴と合わせたらいいのかを
チェックリスト形式でまとめました。

それぞれ、服を買うときの観点として、活用いただければ嬉しいです。

◻︎服の「デザインのテイスト」は、自分の靴とあっているか?
軽やかに歩けるようなカジュアルな服?それとも、きちんとしたきれいめな服?

◻︎服の「素材感」は、自分の靴とあっているか?
服がつやのないリネンやコットンで自然派なのに、
靴だけ光沢が強かったり装飾性が強いパンプスを選ぶなど。

◻︎服の「色」は、自分の靴とあっているか?
服は全体的にブルーなどの寒色系が多いのに、
靴は赤やピンクなど主張が強い暖色系になっていないかなど。
※カラーmixコーデや、あえてワンポイントになる場合は除く

◻︎服の「丈」は、自分の靴(のヒールの高さ)とあっているか?
ロングパンツやサロペットなど、きれいにはくにはヒールの高さが必要な服だけど、
フラットシューズしか持っていないなど。

具体例:私の失敗

かくいう私も、”失敗事例のクローゼット状態”。

やみくもに費やして、無駄にしたお金は数え切れません。
上記のチェックポイントは、私の失敗談からの学びです。

・シルエットがきれいで洗練されたワイドパンツを試着して、試着室の靴で「いい感じ♪」と思っていたら、それに似合う靴を持っていなかった。(着たときは素敵だったのに…)

・買った服に自分の持っているパンプスを合わせる予定だったが、そのパンプスが履くとすぐ痛くなってしまう靴だったので、結局靴も服もどっちもお蔵入りしてしまった(どっちも高かったのに…)。

・自分の着たいテイストが、時期により「きれいめ」と「カジュアル」でぶれるので、持っている靴も服もテイストがばらばらで、結局かみ合わず着れない服が多かった。(着ようと思ったら、合う靴がない!)

・可愛い♪と思って買った服に靴を合わせようとしたら、どっちも強い色や柄で、合わせられなかった。(ゴテゴテでおばさん感MAX)

…せっかくの貴重なお金。自分が本当に着れるものを買いましょう。

ひとつずつ、自分に合うものを揃えていく

服を買うときも、大事なのは「一気に揃えよう」「すぐに変えたい」と焦らないこと。

まずは似合う靴を知る、そのあとで似合う服を買う、
1歩ずつ、自分のスタイルを磨いていけばいいのだと思います。

ファッションは1点を豪華にすれば、一瞬で見栄えが変わるものではありません。
実は一つ一つのパーツ、自分に合ったものを選ぶ、その積み重ねでできています。

ぜひ、自分らしいスタイルを、まずは服と靴の関係から見つけてみてください。