「ほぼフルーツ！」なフルーツサンド。日本初のヴィーガンフルーツサンド専門店「fruit and season（フルーツアンドシーズン）」

フルーツサンドといえば、断面“萌え”、クリームたっぷり、ふわふわのパン。心ときめく見た目の一方で、フルーツは断面がピーク、クリームは重めで、ずっしり食べるとカロリーも心配。

そんなフルーツサンドの常識を覆す、今一度食べたらリピート必至の一品があります。それが、ヴィーガンフルーツサンド専門店「fruit and season（フルーツアンドシーズン）」のフルーツサンドです。

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日本初の「ヴィーガン」フルーツサンド

「fruit and season（フルーツアンドシーズン）」は、2021年1月に恵比寿にオープンしたヴィーガンフルーツサンドの専門店。「乳・卵」をはじめとする動物性食品を一切使わずに、オリジナルの豆乳パン、豆乳をベースにした自家製クリームを使ったフルーツサンドを提供しています。

フルーツは愛知県岡崎市の八百屋の「ダイワスーパー」がセレクトしたフルーツを使用。最高の美味しさの旬のフルーツを毎朝市場で厳選し、手に入りやすい価格で提供できるようにしているのだとか。

同店は、人気のパジャマやルームウェアのブランド「Priv. Spoons Club（プライベート・スプーンズ・クラブ）」のプロデューサーでもある山脇道子さんがクリエイティブディレクションを手掛けており、そのファッション性や感度はお墨付き。
ロゴや恵比寿の店舗の外観も、ジュエリーショップと見紛うほどの洗練されたいでたちです。

秋の味覚が詰まった「季節のフルーツサンド」

今回いただいたのは、四種の季節のフルーツが詰まった「季節のフルーツサンド」。
柿・シャインマスカット・洋梨・そして期間限定のコーヒークリームバナナの四種でした。

【柿】
柿の熟柿度合いでやわらかさは変わるものですが、しっかり歯ごたえも残したまま甘い絶妙なタイミングで挟んでいるのがこちらの柿。
柿は熟しすぎても硬くても美味しくない食べ頃が難しいフルーツですが、このサンドは贅沢に柿の”美味しいとこどり”して詰め込んだような秋の味覚の一品です。

【コーヒークリームバナナ】
バナナは人気のサンドのようですが、コーヒークリームは期間限定！
完熟王のバナナに、定番の豆乳クリームと挽きたてのコーヒー豆を混ぜたクリームを合わせてサンド。コーヒークリームというと、生クリームにコーヒーのシロップを混ぜたような、甘いチルドコーヒーのような味を想像していました。
つぶつぶのコーヒー豆の通り、コーヒー豆一粒一粒から香り高い苦味と風味が食べる際にふわっと広がります。ボリューム感のあるバナナは朝ごはんにも嬉しい。

【シャインマスカット】
昨今秋で最も人気が高まるフルーツといっても過言ではない「シャインマスカット」。こちらを所狭しと並べたサンドです。シャインマスカットは値段で粒の大きさや甘みが変わるものですが、こちらのサンドイッチに使われたマスカットは、もちろん単体でも十分美味しいほどのフルーツ。皮がサクッと切れる歯応えが食感のアクセントに。

【洋梨】
実は、今回の3つの中で最もフルーツサンドとして美味しい！と感じた逸品。今回のサンドイッチで使用された洋梨は、甘く熟しやわらかで、豆乳クリームと洋梨の境目がわからなくなるほどなめらかにマッチ。クリームとの相性が抜群で、口に入れるととろける洋梨と豆乳クリームがとろけてなくなります。洋梨の美味しさのピークをとじこめた、贅沢な品でした。

何より驚いたのは、フルーツの断面の反対側まで隙間なくフルーツが詰め込まれていること…！
通常は「断面」がもっとも美しくフルーツの分量が多いものですが、こちらのフルーツサンドは切っても、食べても、どこまでもみっちりフルーツが！フルーツサンドの裏側まで抜かりなくぎっしり入るフルーツに、食べ終わる最後の瞬間まで感動が続きます。