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関わる人の「明日のその先」を考える場所。谷中のジェラートショップ「明後日のジェラート」。

「明後日のジェラート」は、2022年2月にオープンした、東京メトロ千駄木駅から徒歩5分ほどの場所に位置するまちのジェラート屋さん。
カフェやサロン、宿泊スペースまでを兼ね備える人気の複合施設「HAGISO」などを10年近く運営するHAGI STUDIOが運営するお店です。

asatteの由来は、作る人も届ける人も、そして食べる人、みんなで「明日のもう一歩先」を考える場所を作りたい、ということから。

コロナ禍で気軽に会えなくなった世の中を経て、原点でもある人との繋がりやその人たちの未来を考えるための拠点としてオープンされたそう。
今回は内覧会で伺った様子をレポートします!

Contents

asatteのジェラート

今回は内覧会にお邪魔し、asatteのジェラートをいただいてきました!

今回は内覧会の特別仕様で三種選ぶことができました!
選んだのは、「フレッシュミルク」「ピスタチオ」そして「スイートスプリング」の三種です。

ジェラートらしい軽やかな食べ応えに、特にピスタチオなどはしっかり味の濃さのある美味しいジェラートでした。

asatteのジェラートは、全国の生産者から取り寄せた素材の味を生かしたジェラートづくりが特徴です。
毎日通うお店のように、日常の風景の一つになってほしいという思いから、親しみのあるジェラート屋さんを目指しているそう。

お店は鮮やかな緑の壁がアクセントのおしゃれな空間ながら、築50年の平家を改装させてオープンさせたのだとか。

ギフト用などにもぴったりな、テイクアウトも充実しています!

また、内覧会では「隣のとなりのあの人へ」と書かれたジェラートの無料券が!
きてくれた人にも、“隣”の人との繋がりを意識させてくれる素敵な企画です。私は、隣の席の後輩にプレゼントしました!(笑)

「ジェラートを食べる」その先に広がる空間

こちらのジェラート屋さんには小さな工房が併設されています。
各店舗のセントラルキッチンや、新しい食に関わるアイディアを生み出す工場のような存在でもあるとのこと。

広いキッチン、さまざまな調理器具や機器。
食にまつわるアイディアを、あれやこれやと関わる人と一緒にめぐらせながら、強い絆も生まれそうな場所です。

ジェラート屋さんの裏手には、「asatteの裏庭」と名付けられた小さなカウンターもある小さなお庭も。
「少し先の未来でもやってみたいこと」をテーマに、ワークショップやPOP UPショップなどを開催できるそう。
キッチンでは作る人がつながり、裏庭では届ける人と食べる人がつながる。

そんなあらゆるつながりを生み出す仕掛けが、小さな一軒家の中に詰まっています。

ロゴに込められた思い

このジェラートショップで目を引くのが、なめらかに広がる線が美しい「明後日」のロゴ。
生活の中でどう問題解決をするのか、創意工夫をするのか、そんな思考をしながら自由に惹かれた線をもとにデザインされています。

誰もが思考中でよく、誰もが自由に考えられる。そんな完成し切らない、どこか自分も考えられるような余白があるようなデザインなのではないでしょうか。
親近感があるのにどこか強い意志を感じるデザインです。

食べる人も、提供する人も心地よい未来へ

美味しいジェラートを味わいながら、どこか自分たちや「わたしたち」の未来に思いを馳せるジェラート。

美味しい素材を提供してくれた農家さんに始まり、そしてジェラートを届ける人までの思いや温度が伝わるジェラートショップです。
どうしたらみんながハッピーになるのかを、考えたくなる場所でした。

谷根千エリアのお散歩に、ぜひ立ち寄ってみてくださいね!

 

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