こんにちは!まいまいです。
ファッション・ビューティや心ときめくものを通じて、「その人らしい輝きが目覚めるきっかけになる」情報発信をしています。
塗るだけでガラリと今っぽさが漂い、華やかすぎず落ち着きすぎずのほどよいグラマラス感を出してくれるブラウンが入った色のリップ。
各ブランドが今年こぞって出しているローズをベースとしたブラウンや、レッドブラウンなど、ブラウン味のあるリップですが、気分が上がる「デパコス」の中から人気のアイテムを中心に4アイテムピックアップ!
今回は順番に塗り比べて、究極の一本を探してみました!
また色選びにおいて私が特に注目したのは「青みが出すぎる“ピンク”に色が変化しない」ということ。
「理想の色から変化しない」という点でも、イメージに合うものを厳選して塗り比べてみました。それでは、どうぞ!
Contents
“ブラウン”が綺麗に発色するものが欲しい!
比較を始める前に、少しだけ私の悩みをご紹介。
それは、ブラウンリップを選んでも、唇の水分やph値の関係か「青みピンク」に変化してしまうということでした…。
以前operaのブラウンリップを選んだときには、塗る前のスティック状の色や、塗りたてではまさに理想的なブラウン。ただし塗りたてからしばらく経つと、気づくと顔の色に似合わない「青みピンク」へと変化してしまうのです。
青みのあるピンクは2021年に流行ったカラーではありますが、似合わなければ肌から浮いてしまい、不自然な”時代遅れ感”が出てしまうようなのが個人的な悩みでした。
仕上がってしばらく経った後に色変化してしまっては、全体のバランスを考えたメイクともアンマッチ。
実際の塗りたての色と、その後に変化する色もしっかり確認していきます!
「エントリーリップ」はこの四本!
【SUQQU】モイスチャー リッチ リップスティック 10 焦紅(こがれあか)
黒をベースにゴールドのカラーリングがシックで高級感のある一本。
最近さらに人気の高まるSUQQUの、ベストコスメも多数受賞の人気リップ・人気カラーです。
2019年発売当初は店頭の欠品も多数、なんと、SUQQUで一番売れたカラーだとか…!
【Dior/ディオール】ディオール アディクト ステラー シャイン 623 ヒプノティック
透明なボディにオーロラのカラーロゴがシャイニーな一本。“ステラーシャイン”の名前の通り、配合されたマイクロパールがきらめく星のように輝くリップといわれています。2019年4月発売スタートの一品です。発色はもちろん、天然由来のオイルや成分が、唇にうるおいを与えてくれます。
【YSL/イヴ・サンローラン 】ルージュ ピュールクチュール ザ スリム 302 ブラウン ノー ウェイ バック
マットな黒と艶やかな黒の細身のスティックがスタイリッシュなこちらのリップは、2021年9月発売したての新作でムースのように軽やかな“スフレマット”と表現されているリップ。こちらのカラーは、モデル着用色としても使用されています。
【YSL/イヴ・サンローラン】ルージュ ヴォリュプテ シャイン No.122 バーント ゼリージュ
「イヴ・サンローランの人気NO.1バームリップ」と称されるように、”ヴォリュプテ”シリーズは2013年の誕生以来ブランドとしてのロングセラー。鮮やかな発色や艶が出ながらも潤い成分がしっかり保湿もしてくれる一品。こちらのカラーは2021年1月発売です。
それぞれのリップを塗った感想は?
早速、リップブラシを使って唇に塗ってみました。その時の感想をご紹介します!
【SUQQU/スック】モイスチャー リッチ リップスティック 10 焦紅(こがれあか)
塗り心地は滑らかで、多くのコスメレビューで見る通り色はシアーで薄づき。総じて色はつきにくいのか、しっかり色を出すには何度か重ね塗りする必要がありました。いい意味では透け感がありますが、色を楽しむのはやや物足りなさもあるのかもしれません。
リップのキャップ部分に鏡が付いており、お直しはこちらを見ながらできるような仕様になっています。
あえて別の色で表現するならば、「くすみのあるやわらかなローズ色」でした。
【Dior/ディオール】ディオール アディクト ステラー シャイン 623 ヒプノティック
こちらはやや細めのタイプのリップ。「バックステージストゥーディオ」とオンラインショップの限定色です。唇に乗せるとするするとスティックがなめらかに滑り、とろけるような塗り心地でした。塗ると甘いバニラの香りにつつまれ、気持ちまでまろやかに。
こちらは青みはほぼなく、日本人の黄味肌にも合うように感じました。
あえて別の色で表現するならば、「テラコッタベージュ」という印象でした。
【YSL/イヴ・サンローラン】ルージュ ピュールクチュール ザ スリム 302 ブラウン ノー ウェイ バック
細いクレパスのような見た目通り、さっとひと塗りでもマットな色がしっかりつくような、まさにガツンと“色が乗る”リップ。マットな色合いでしっかり色つく割には、ティッシュオフしようとしてもつきにくく、色の密着度は高め。それでも“べったり”つくのではなく、さっと塗れる気軽さを残しているのがバランスがよいと感じました。
色は「ブラウン×ダスティなローズ」と公式サイトで表現されているのですが、公式四本のうちではもっとも唇に乗せた時の「青み」が強く、ブラウンはベースにあるものの「ローズピンク」と表現するのが合いそうな一本。
【YSL/イヴ・サンローラン】ルージュ ヴォリュプテ シャイン No.122 バーント ゼリージュ
こちらもなめらかでとろける塗り心地。愛され続けている透明感ある発色と艶感がロングセラーな「ヴォリュプテ」シリーズの安定感を感じます。塗るとほどよく甘いマンゴーの香りにもうっとりさせられます。
かろやかな塗り心地に、うっかり塗りすぎてしまいそうになるくらいきれいに色が乗ります。こちらも青みは出ず、この4本の中では最も赤っぽさのある色で仕上がりも程よく華やか。あえて別カラーで表現すれば「ベージュレッド」のように見えました。
「塗った後」が勝負!しばらく塗ってからの色の変化は?
今回、リップを塗った後、約1時間程度放置したカラーがこちら!
4本が全く違う色味に変化していることがわかります。特に上の2本は、ローズっぽさがより強くでて、青っぽい色素が目立つようにも思えました。
また、腕に塗ってみてもだいぶ色味が違うこともわかります。
ブランドのサイトや商品説明では「ブラウン系のリップ」と一括りにしても、ベースとなる色もバランスも全く異なるそれぞれのリップ。
今回私が特に重視していたのは「全く青みの出ないリップ」だったので、「Dior」と「イヴ・サンローラン ヴォリュプテシャイン」の下の2本をお気に入りと認定しました!
私ならこう使う!ぴったりなシーンは?
4本を塗り比べて、改めておすすめだなと思うシーンを想定して書きました!
ぜひ、イメージの参考にしていただければ幸いです。
【SUQQU】モイスチャー リッチ リップスティック 10 焦紅(こがれあか)
⇨ 日常的に女性らしさを感じたいときに塗りたいリップ。
【Dior/ディオール】ディオール アディクト ステラー シャイン 623 ヒプノティック
⇨ お仕事や落ち着いた装いに違和感なくつけられそうなリップ。
【YSL/イヴ・サンローラン 】ルージュ ピュールクチュール ザ スリム 302 ブラウン ノー ウェイ バック
⇨ リップメイクを主役にしたスタイリングや、パーティなど華やかな場に合わせたいリップ。
【YSL/イヴ・サンローラン】ルージュ ヴォリュプテ シャイン No.122 バーント ゼリージュ
⇨ ファッションでほどよいオシャレ感を演出したいときに選びたいリップ。
「わたしにとっての旬」リップを探そう!
リップを塗ることで、顔がぱっと華やぎ、なんだか表情まで明るくなる。
自分に合うコスメを見つけるには、とにかく試して、なんども失敗を繰り返しながらぴったりのアイテムを見つける必要があります。ただし、「塗ってみたら違った!」と思うように、一筋縄ではいかないのも正直なところ。
今回は、個人的に探求していた「青みのでないブラウンリップ」をテーマに、塗り比べも掲載してみました。
読んでくださった方の、“旬のブラウンリップ”選びの参考になると嬉しいです!
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。