平日も休日も絶えず人で賑わう、鎌倉。
生しらす丼も、オシャレなカフェも、和のスイーツも捨て難いけれど。
それでもやっぱり、鎌倉らしい素材を生かしたちょっと雰囲気の良いランチが食べたい。
そんな時におすすめな「Rans kamakura(ランズカマクラ)」をご紹介します。
Contents
Rans kamakuraとは?
わたしの大好きなお店、それが「Rans kamakura(ランズカマクラ)」です。
鎌倉駅から歩いて6分ほどの場所にある、小町通りから少し中に入った通路にあるイタリアンのお店。
数年前、大雪の日にこちらでランチをした記憶があり、そこで出されたカラフルで鮮やかなバーニャカウダの一皿は忘れられない思い出でした。先日、取材の帰りにふたたび立ち寄ってみました!
鎌倉の地のものを満喫できるイタリアン
こちらは、鎌倉野菜など地元食材をふんだんに使ったレストラン。
ランチのコースは、
「前菜+パスタ」の「PRANZO A」か、
「前菜+パスタ+メイン」の「PRANZO B」の2種類。
(その他、アラカルトで前菜やメインを選ぶことももちろん可能です!)
コースも選べて、さらに食後のドリンクが加えられる「カフェセット」や、ドルチェの盛り合わせが楽しめる「ドルチェセット」があります。
今回は、「前菜+パスタ」の「PRANZO A」を選び、鎌倉の代表的な地ビールである“鎌倉ビール”をセットで注文しました!
ランチコース「PRANZO A」の内容は?
前菜は、サラダではなく「前菜の盛り合わせ」をセレクト。
蕪のポタージュ、大麦とあさりのサラダ、ヒラメのカルパッチョと鎌倉野菜、イベリコ豚のサラミ、秋刀魚のオーブン焼き。
ちなみにドリンクは、「鎌倉ビール」の代表作「月(moon)」をいただきました。
「月」は、3種ある鎌倉ビールの代表作。思っていたより色が濃いのビールだったのですが、全く重くなくフルーティーで、ただちゃんと香ばしさも感じられるバランスのよいビールでした。美味しかった…!
メインは、「釜揚げしらすと本日の鎌倉野菜のスパゲッティ 白ワイン風味」をチョイス!細めのパスタにしらすと白ワインベースのソースが辛み、クリームパスタではなくても満足感たっぷり。
臨場感たっぷりのカウターでいただくイタリアン、とても美味しかったです!
心地よい空気が流れる空間の秘密とは?
数年前に訪れた時と変わらず鎌倉野菜を使い、美味しいイタリアンを届けているこちらのお店。
今回のランチはカウンターでいただいたのですが、カウンターは一枚木の贅沢なカウンター!(前回、テーブル席だったので気づかなかったのです)
ふと見上げれば、カウンター上の内装や、一番衝撃だったのはお手洗いの洗面台のシンク部分までがすべてが「木」で仕上げられていたこと!
見渡せば、店内のあらゆる部分が木材を贅沢に使い仕上げられていました。
トレンドのモダンな素材を使うことが人気ではありますが、やはり自然のぬくもりに勝るものはないのかもしれない、と思いました。
店内の心地よい空気は、木材にこだわって仕上げた空間から流れ出るものなのかもしれません。
これまでも、これからも。時を刻んで魅力的になる店
数年前の訪問から、変わらない美味しさと雰囲気の良さを保っているこちらのレストラン。
地の野菜などの食材のお料理はもちろん、その空間とともに、鎌倉で長らく愛されるレストランであり続けてほしいなと思いました。
トレンドの店は新しさが魅力だけど、時を経てしか出せない魅力が気になる。
そんな変わらぬ美味しさと心地よさを体感しに、鎌倉に訪れた際はぜひまたランチをいただきたいと思っています。
※情報は記事公開時の2021/11/26時点のものであり、情報が更新されている場合がございます。