こんにちは!まいまいです。
急激に進化するテクノロジー×音楽×エンターテイメント。
今や、非日常感な体験をしたいなら欠かせない。。個人的にもずっと注目している分野です!
いつも先進的なイベントを提案する虎ノ門ヒルズの「TOKYONODE」。そこで開催中の「MUUUSE:MUSIC MUSEUM~音に触れる、光を聞く。身体が反射する。~」に行ってきました!その体験レポをお届けします。
Contents
「MUUUSE:MUSIC MUSEUM」とは?
「MUUUSE:MUSIC MUSEUM~音に触れる、光を聞く。身体が反射する。~」は、音楽と光が融合し、音楽と光のインスタレーションが特徴の展示イベント。
「新感覚の没入型音楽体験ミュージアム」とうたうこちらのイベントは、クリエイターによる表現と最先端演出により、アーティストの楽曲からAIが作曲する音楽まで、“イマーシブ“(没入感のある)な音楽体験を提供するプロジェクトです!
果たしてどんな体験ができるのか?体験してみたことを写真と共にレポートします!
テーマの異なる展示エリア
展示エリアは異なるテーマで構成されており、さまざまな音楽ジャンルにインスパイアされた光のアートを楽しむことができます。技術と芸術の融合によって、まるで自分自身がデジタルアートや、音楽と一体化したかのような感覚を体験できる展示です。
(おしゃれ!ステッカーとリストバンド)
今回は、写真OKとのことだったので、その中でいくつかの展示を紹介します!
入り口すぐのドーム型(天球型)のスペースに投影されるのは、自然からインスパイヤされた音楽。床にはyogiboも配置され、思わず体を投げ出してプラネタリウムを見るような感覚で目の前に広がる幻想的な映像と音楽の空間に入り込みます。
(TOKYONODEでは、ここのドーム型の展示がいつも楽しみ!変形型のスクリーンに、どんな映像が流れ、空間をどう使うのか…。平面のスクリーンとはまた違う体験を味わわせてくれます)
映像を見ながら色々な感情や思い出がよぎり、記憶を旅するような不思議な感覚に。
メインの横の大型スクリーンは、時間によって異なるアーティストの音楽に”没入”できる仕掛け。
ライブの熱狂がそのまま伝えるようなライブ映像、巨大スクリーンで見るMV、ライブとはまた違う、一つの音楽にデジタルの中で没頭するような体験。TM Networkの「Get Wild」のライブ映像がよかった。
一体感を味わう誰かと鑑賞するライブではなく、ただひとりで音楽を自分の中で反芻させるような気持ち。
アーティストの表情、楽曲の歌詞が解像度高く飛び込んできて、私はどう感じるのか?が際立つような感覚に。
(YOASOBIの「舞台に立って」の歌詞が、なんだか今の自分に沁みました。。)
次のブースでは、「手持ちの写真からAIの音楽生成を体験できる」”PIXTRAX”のコーナーも。
自分のフォトライブラリの写真から1枚選んでアップロードすると、その画像をAIが分析して曲を生成してくれます。
私は海を一人歩く写真をpickup。
▼こちら
▼生成されたのはこちら
「砂浜の足跡は消えてしまうけれど、踏みしめて未来を向いて一歩ずつ歩いていく」、、そんな歌詞についじーんとしてしまいそうになりました。
音楽の力ってすごい。(というかそもそもAIの力がすごい)
そのほか、「ファイバービーム」という光のレーザービームのような演出+AIの自動生成の音楽の中に入りこむ空間も。まるで光の当たるアーティストのような体験だなとも思いました。
最新の音響システムと光学技術を駆使する作りで、見ても、聞いても両方で楽しめる設計になっている展示でした!
感じたこと:人は何を体験し、創造するのか?
普段はスマホやPCがあり、普段の日常の中にデジタルがある状態。けれどもこの展示はあくまでデジタルの中に没頭する感覚。そして、リアルよりも近くにアーティストは感じられよく見える。そして、何度でも見える。飽きたら、別の場所にも行ける。
没入することで、余計な思考が入らないから、音楽の魅力も再発見できる。そんなデジタルの良さを体感したイベントでした!
けれども、スクリーン越しに見ていたライブの映像を見ていると、やっぱりその「熱狂の渦」の中にリアルタイムで体感して一緒に存在したい、とも思うのです。
どんなにライブが混んでいて高かったり、デジタルのように利便性が高くなくても、その瞬間のかけがえのない高揚感、思い出や感情は、やっぱり欲しい。
そんな「リアル」も同時に恋しくなるようなイベントでした。
(思わず撮りたくなったエレベーターにて。笑)
AIが音楽を作れるようになり、誰しもがいずれ家でもどこでも没入体験もできるようになり、きっと全員がクリエイターになれ、誰しもが望む時に没入できる時代がすぐにやってくる(むしろもうそうなっている)。
そんな誰もが創造できて楽しめるようになった時に、それでも自分は何を生み出したいのか?何を体験したいのか?そう考えると、やっぱり人と人がリアルで会って生み出せるセレンディピティや一体感だなと思いました。
デジタルの技術をきっかけに音楽に出会い楽しむ、没入する。
そんな良さも思う存分享受しながら、一方でリアルだからこそ、存在するひとだからこそ楽しめるものも、一層謳歌していこう。そう感じたイベントでした。
デジタルの力で音楽をもっと「体感」する
虎ノ門ヒルズの「MUUUSE : MUSIC MUSEUM」は、これからのデジタルとエンターテイメント、そしてその中で人はどう楽んでいくのか?を考えさせるようなイベントでした。
自分らしい発見やインスピレーションを得て、感性を豊かにする時間。
ぜひ、体感してみてください!
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「MUUUSE:MUSIC MUSEUM~音に触れる、光を聞く。身体が反射する。~」
期間:2024年11月1日(金)~2024年12月27日(金)
特設ページ:https://www.tokyonode.jp/sp/muuuse/index.html
※情報は記事公開時の2024/11/3時点のものであり、情報が更新されている場合がございます。