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副業やビジネスに潜む罠。“甘い言葉”や“キラキラした世界”に惑わされず、着実に道を進める。

こんにちは!まいまいです。
今日は、珍しくすこしネガティブなお話を。
副業(複業)やビジネスを始めたいと思う人が陥りやすい「落とし穴」について、自分の実体験を交えてお話しします。

Contents

「起業」を目指す道に潜む、罠や落とし穴

自分が将来経営に関わりたいと思ったのは、高校生の頃。
具体的に独立をし始めたいと思ったのは、大学生の頃でした。

小さいながらも会社を経営していた父の影響で、自分で会社を作ること、自分の事業を作ることと言うことが自分の中でとても身近なことだったのです。

そう思い立った大学生の時、全く人脈のなかった私は起業塾やセミナーなどを見つけては参加し、そこで出会った人とのつながりを軸に行動を重ねてきました。

そこで出会ったのは、油断するとうっかり落ちていそうな出会いや、考え方の「落とし穴」でした。

自分の尊敬する人に会ってほしい、に感じた違和感

私が大学生の頃、当時の大学の先輩で少しだけお話しする機会があった方と、大学のイベントで親しくなりました。

その方は「自分の名前で仕事をしたい」と言う素敵な志を持っており、その方が尊敬する人にどうしても会ってみてほしいと言われました。

基本的に信頼している人のつながりで人に会うことを大切にしていた私。
自分が会ったことがない人と言うことに少し慎重にはなりながらも、その紹介した人に会ってみたのです。

尊敬する方(仮にAさんとします)そとお会いした最初の感想は、なんだかつかみどころのない不思議な方。
信頼できなくもないけど、どこか言っていることの根拠が薄くて抽象的。その割に、自分のやりたいことや夢については、未来のビジネスの話はとてもしてくる。

何回も何回かお会いしているときは、自分の人生の話や人生の捉え方の話や、今後の日本の変化についてなど、まるでカフェで話をするようなミニセミナーが行われていました。

4回目ほどになり、具体的な商品名や会合へのお誘いがありました。それはいわゆるネットワークビジネスのご紹介でした。

個人の好みこそありますが、良いとされている高額商品を大量購入することも好きではなく、ネットワークに頼らないビジネスを行いたかった私。
折角築いた人間関係の裏に、そんな「仕組み」があったことに少しだけ凹んだ気持ちになったことをだのを覚えています。

垣間見た「女性向け起業塾」の裏側

もう一つ、人づてに紹介された女性向けの「起業塾」に行ったことがあります。

その起業塾は、起業塾と言う名はあれど、実態は自分のやりたいことを見つけるセミナー。
最終的なクロージングは、美容資格のスクールを販売すると言うものでした。

費用は数十万円の高額なもので、そのスクールを受講すると、自分でもフランチャイズにができると言う仕組み。

美容の資格が悪いわけでは、もちろん全くありません。(私自身も、受講したいものもたくさんあります!)
けれど後々、この企画者側から話を漏れ聞いたときに、その受講生が本気でビジネスで成功することを願っているのではなく、いかにスクールの高額商品を売れるかと言うことだけを考えている姿を知りました。
そして、実際にそれを購入し、実際にはうまくいっていない人の姿も見て、いたたまれなくなりました。

「やりたいこと」「夢を叶える」と言うワードで人を引きつけるものの、ネガティブな側面を見てしまったように思います。

本当はみんな、正しい力をつければいいだけなのに、自分の人生を開くのに、必要な力が別にあるはずなのに…

20代の前半から、そんなやり切れない思いを持ったことを覚えています。

「本当に価値があるものか?」自分で見極める

いろいろな“起業塾”や“ビジネス”のさまざまな形を経て、
「ほんとうに人のためになる『起業』とは何なのか?」
「怪しくない、『ビジネス』『事業』の在り方とは?」
そんなことを、真面目に考えるようになりました。

インターネットが発達した世の中では、
「ネットを使って、自分が働かなくても収入が入る」仕組みがつくれるのが現実です。
(実際、YouTubeの動画録画のように、“一度録ってしまえば自分が何度も講演しなくても「講演会」のようなものができる”ということなどは、まさに「働かなくても収入が入る」仕組みですね。)

けれど、それらに乗じて“必要以上に”甘い言葉がありとあらゆるところに広がっているのも事実。

大切なのは、自分で見極める力。

「どんな意図でつくられたものなのか」をしっかり分析して、自分で納得できるものに投資していきたいことに加えて、「真に価値あるサービス」を提供したいと改めて表地ます。

本当に価値があるものは、自分の「行動」「経験」

私も過去を振り返れば、多くの失敗や、期待を裏切られた経験がたくさんあります。

けれど、「何も頑張らず」「すぐに」「楽に」手に入るものは、本質的にはないと思っています。

やっぱり泥臭いけど、自分の糧になるのは、自分が行動したことや経験

積み重ねた行動や経験は、自分の揺らがない基礎になり、おおきく羽ばたくための土壌になるはずなのです。

そんな「骨のある」事業づくりを目指して。
本当に自分らしく幸せになれる人を、心の底から増やしたいと思っています。

今回もお読みいただき、ありがとうございました!