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老舗豆腐店が東京進出!大豆の味わいを楽しむ「ソイ」ドリンクの専門店TOFFEE TOKYO(トーフィートウキョウ)

2021年にオープンしたばかりの「TOKYO TORCH Park(トウキョウトーチパーク)」。その中に、どの時間帯にも賑わいをたやさないカフェがあります。それが「TOFFEE TOKYO(トーフィートウキョウ)」です。

明るいグレーと白でまとめあげられた入りやすい店内。カウンター上には、大きなベージュの丸いオブジェが浮いています。そう、それは、「大豆」
その名の通り、こちらは「ソイ(豆乳)」の専門店。佐賀県鹿島市で生まれた豆腐店が運営するブランドです。
一度飲んだら忘れられない、近くに寄りたいショップです!

老舗豆腐店が展開する”豆乳”が主役のカフェ

佐賀県の最高峰・経ヶ岳の近くに創業した「三原食品」
三原食品は、1959年に創業した豆腐・豆乳を中心とした食品を製造する会社です。主に佐賀県をはじめとする九州や全国にも豆腐製品を届けてきました。

豆腐や豆乳の新たな可能性を発信し、豆腐文化を継承して発展させたい。そんな多いをもった三原食品が展開する「TOFFEE」ブランド。福岡で1号店である「TOFFEE Park」を展開し、エスプレッソ×豆乳の「ソイラテ」が代表作として生まれました。

素材選びにこだわり、新鮮な豆乳、そしてオーガニックで体が喜ぶ素材をセレクト。「豆乳がある健康的な暮らし」を提案するカフェになっています。

東京は初出店となる同ブランドですが、九州には複数の店舗があります。福岡にある「三原豆腐店」は1Fがレストラン、2Fはおばんざいや小料理を楽しめる酒場スペース。そしてその近くにある「TOFFEE Park」は那珂川に面したリバーサイドのカフェ。こちらもぜひ、九州に訪れた際にはお邪魔してみたいです!

代表作は「ソイラテ」。豊富なバリエーションも

代表作は本店でも人気の「ソイラテ」
一般的な豆乳を使った「ソイラテ」は、市販されている調製豆乳を使っているケースも多く想像しやすい味になっているものが多いのですが、こちらは実際に豆腐にも使用する豆乳を使用しているそう。
その通り、一口飲んでみると「これは…豆腐?」と思えるくらいの大豆のうまみが口に広がります。けれど、感じることの多い豆くささや独特の嫌味はなく、「豆腐らしく素材の旨みが感じられるのに、不思議とエスプレッソとマッチして飲みやすい」そんな味わいです。
全体的には豆乳なので、牛乳よりも飲みごたえはあるのですが、ここでしか飲めないソイラテだなと感じました。

同じくソイラテシリーズでは、ソイラテにジンジャーシロップを足した「ソイラテジンジャー」。ハチミツの甘みを足した「ハニーソイラテ」
また、豆乳ジェラートを使用したシェイクのようなデザートドリンク「ソイート」も甘いものが欲しい時にはぴったりです。


ちなみに写真のソイラテ横に並んでいるのは「マイヤーレモンソーダ レッド」。レモンとオレンジを掛け合わせたマイヤーレモンのソーダです。色鮮やかな見た目と、酸味は柔らかく華やかな甘みの飲み心地!

そしてフードでは、個人的におすすめなのは「豆乳ドーナツ」!
そとはさっくり、中はもっちり。4つお行儀よく積み上げられたドーナツに、ふんわり粉雪のような粉砂糖がふりかけられて、見た目もお上品な3時のおやつにぴったりな一品です。

何より驚くのが、こちらのスタッフの方々のフレンドリーさ!
カウンターで悩んでも色々と違いを教えてくだったり、そっと荷物のカゴをもってきてくださったり。何より、働いている全員が楽しそう!
おいしさもさることながら、その美味しさを伝えるスタッフのパワーの強さを感じる店なのでした。

「ソイラテ」苦手な人にこそおすすめしたい専門店

誰よりもずっと豆腐や豆乳づくりに誇りを持って続けてきた店の新業態。
長らく守ってきた製法に今らしい感性が追加されたこちらのお店は、明るく洗練された外見ながらも豆腐店のプライドを感じる店づくりが魅力です。

おいしい「ソイラテ」が飲みたい。
そんなシンプルな気持ちから、ぜひ足を運んで欲しいお店です。

 

※情報は記事公開時の2021/10/17時点のものであり、情報が更新されている場合がございます。