こんにちは!SPARKLE ME編集部のまいまいです。
今回は、複業をしたい!そう考えた時に知っておきたい「2つのパターン」に分けて解説していきたいと思います。
稼ぎたい、+αの収入が欲しい。
いや、それよりも、自分らしい仕事がしたいのかも・・・。
今回は、自分らしい働き方を見つけるヒントになる「複業の二つのパターン」の方法と、それぞれのメリット・デメリットについてお伝えしていきたいと思います。それでは、どうぞ!
Contents
自分はどちらを目指す?知っておきたい方向性
収入を得る複業は、大きく分けると次の2つに分けることができます。
①アルバイト・派遣・業務委託などで、既存の会社・業務の一部を受ける
②特技を活かして、個人事業主として仕事を生み出す
細かく分けると色々な分け方がありますが、
「本業+もう1社以上所属や受託会社を増やして、働く方法」と「自分が自力で仕事を発生させる方法」の2方向に分けると分かりやすいと思っています。
完全にはっきりと分けることはできませんが、今回はそれぞれについて解説していきたいと思います。
複業を考えた時の2つのパターン
①既存の会社・業務の一部を受ける
①は「所属する会社に加えてもう一つ仕事(所属)を増やす」イメージの仕事の受け方です。
常に一般的になりつつある、SOKUDAN・YOUTRUST・KAIKOKUなどの複業(副業)のプラットフォームのような募集サイト※や、企業の採用ページから「複業OK」の形での契約形態の仕事の募集などがあります。
その多くが、既にある程度の企業やスタートアップなど、明確に業務を行う方向性が決まっていれうもの。とある部分を切り出して担ってもらうような複業を得る方が多いです。
例えば、SNSのマーケティングのスキルがある人に、自社のSNSアカウントの運用をお願いすること。
すでに人事のノウハウがある人に、人事の採用の戦略を立ててもらうこと。
具体的に既に特定分野でのプロフェッショナルに、業務をお願いするというパターンがあります。
●メリット
いわゆるジョブ型雇用に近い状態で、業務に対してのミッションや、期待されるスキルが明確です。
特定ジャンルでのスキルを磨いたり分野のプロフェッショナルを目指すためには、とても有効な複業となります。
特に昨今需要が高まっている、ウェブマーケティングのスキル(SEO対策・WEB広告運用・SNS運用等)については特に募集も多く、WEB分野でのプロフェッショナルを各社が求めていることがわかります。
●デメリット
特定の業務内容に特化した内容のため、ある程度の特定分野に長けたスキルがなければ仕事自体を獲得しづらいということがあります。
また、自分自身がまだ「やりたい分野」や」「得意ジャンル」に気づいていない場合は仕事を見つけづらいことが挙げられます。
既にある程度自分のやりたいことの分野がはっきりしている人や、特定のスキルを磨きたいと思う人にはおすすめの方法です。
すでに、目的を明確に持っている人が向いているやり方です。
※【参考】複業プラットフォームを探すには、「フリーランス・副業向けサービスカオスマップ」がとても役に立ちます!
②個人事業主として仕事を生み出す
②の個人事業主で仕事を受けるパターンとしては、自分のやりたいことをベースに、ゼロから実績を積み上げていくパターンです。
わかりやすい例としては、ココナラやストアカなどの個人が個人にスキルやノウハウを売ることができるプラットフォームを使って、自分のやりたい事をベースに小さな仕事を生み出していくパターンです。イラスト制作、デザイン、◯◯コンサルタントなど、初期の規模は数千円程度からスタートするなど規模は小さくはじまることがほとんどです。
例えば、イラスト制作であれば、SNSなどに実績を投稿したり、知り合いづてや無償で受託しながら、いずれ件数を増やしたり大型の企業の案件等を狙っていくようなイメージです。
また、自分の知っているノウハウや小さなスキルを売ることもできます。自分らしい複業として片付けコンサルタントや似合うファッションの提案を行うパーソナルスタイリストなど、個人的なスキルを人に提供して喜んでもらうことを仕事にしていくパターンです。
●メリット
とにかく自分の好きなこと・身近なことを基点としているので、「やっていて楽しい!」と思いやすいのがこちらのパターンです。
企業の仕事というよりも、日常の困りごとであったり個人的な気づきや特技がそのまま仕事に生きることも多いので、たとえ少額であっても喜ばれることにやりがいを多く覚えやすいです。
すでにあるフレームに自分を当てはめるのではなく自分ありきでやることを決めていくので、自己分析につながったりやりがいを実感できる方法でもあります。
●デメリット
全くゼロから組み立てる必要があるため、そもそも何が好きで何を売ることができるのかわからない人にはハードルが高め。
また、初期の実績がないうちはある意味“下積み”期間となるので、ここで挫折してしまうパターンも多いと思います。最初の500円、1000円を発生させるまでの苦労を乗り越えることが求められます。
(ただし、そもそも個人のノウハウ全盛期の昨今では、個人が「ココナラ」や「ストアカ」で売れる商品を販売するためのノウハウが提供されているのも現状。必要な人にサポートを得ながら、形にしていくことは可能な世の中です!)
メリットデメリットを理解しつつ、自分らしい選択をする
それぞれ、①は早くお金(報酬)が得やすい、②は、形にするのに時間がかかるという特徴があります。
複業と言うと、すぐにたくさんの報酬がもらえることが大切と思いがち。
けれど、①のように明確なミッションがあって働く場合は自分のやりたい事をベースになることが少ないので、結果的に「本業の会社と同じような依頼された仕事を受けるだけ」になってしまうということにもなりかねません。
「本業みたいな会社が増えて、ただ忙しくなった…」せっかく自由に働こうと思って始めた複業で、自分を苦しめてしまっては本末転倒です。
また、②を経て①になるケースもあります。趣味でウェブデザインを初めて個人の仕事として実績を積み、ゆくゆくは①の企業の案件としても受けられるようになるなど、可能性も広がります。大切なのは、複業においても自分基点で選択をすることなのです。
複業を考える時に、「自分は何のために複業したいのか?」をはっきりさせておくと、今の自分にあった選択ができるようになります。方向性を理解しつつ冷静に見極めて、直近の報酬や条件に惑わされないように選びましょう!
自分らしい働き方の実現を目指して
複業は自分の人生を豊かにするもの。
自分をただ忙しくして、ただより多く稼がせるためにあるものではありません。
大切なのは、複業を通じて自分らしい仕事に出会い、満足した日々を送ることです。
今、自分は何のために複業をするのか。
“自分らしく働くことができる毎日”を実現するために、軌道修正を行っていきましょう。
今回も読みいただきまして、ありがとうございました!