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負の経験はすべて『資産』。うまくいかない期間が長ければ長いほど、作れるネタ量は多くなる

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こんにちは!まいまいです。
ファッション・ビューティに関する仕事に携わりながら、自分らしいオシャレや生き方についての情報発信をしています。

「ネガティブな経験も思いは、すべて資産」
今回は、そんな考え方の変化に気づくことができた体験をお伝えします。

 

私は現在、会社員として働きながら、個人事業主として仕事を受け、新規事業の企画をしています。

会社員になってから、10年以上。
本当はもっと早く独立したかったうえ、自分の名前で仕事をしたいと思い描いてからも10年以上が経ってしまったことに、日々思う通りに進まないことも多くありました。

 

数年で成功した方を眺めるにつけ、
「なんで、こんなに時間がかかるんだろう・・・」
「なんで、あっという間に成功できないんだろう・・・」
自分の望むような姿ではない、寄り道ばかりの日々の進み方に、もどかしさを感じていました。
同時に才能あふれる人に囲まれることも多く、めぼしいスキルのない自分をその人たちと凹み、自分の普通さを羨むことも珍しくありませんでした。

 

けれど、最近とあるツイートを見たことで、大きなマインドの変化がありました。

それは、投資家であり中国のトレンドのマーケッターである「こうみく」さんのこちらのツイート。

 

「自分の『心の傷』は資産」。

その言葉に、心底ハッとしました。

 

自分の持つネガティブな体験や思いは、自分の中で閉じ込めておいてしまえばただの「いやなこと」。
けれど、それをエネルギーにして動いたり、アウトプットして昇華すれば、自分の持つネガティブなものすべてが、自分のこれからを豊かにする唯一無二の資産だということに気づけたのです。

 

「うまくいかない」ばかり思っていたけれど、
うまくいかない期間が長ければ長いほど、同じように悩む人に寄り添うことができる、ということ。そして「うまくいっていない」と感じる瞬間が多いということは、うまくいかない期間のネタをたくさん創出することができるんだと。

自分のことを「あまりにも普通だ」と思っていたけど、
「だからこそ多くの“普通の人”に共感できて、多くの人を動かせる可能性があるのかもしれない」ということ。

 

このパラダイムシフトに気づいた瞬間、コンプレックスだらけの自分、過去のネガティブな体験すべてが、なんだか不思議と愛おしくなったのでした。

 

自分が体験できたことは、すべて自分の資産になる。

 

会社員生活が長くて、なかなか自分の望む働き方にたどり着けなかったこと。
副業が軌道に乗るまで、想定の10倍くらい時間がかかったこと。
そもそも、自分のやりたいことに気づくまでの時間がとっても長かったこと。
長年の習慣にわたり培われた、自分の自己肯定感の低さでパートナーシップがうまくいかなかったこと。・・・・

書けばキリがないほど、自分にとって「よくないもの」だと思っていたことが、「自分の人生全部ネタ」だと思えるかのように、ちょっとずつポジティブに転換されていくような気持ちになったのです。

 

自分にとって「嫌なこと」「目を背けたくなるようなこと」。
誰でも持っている、自分の日の当たらない部分。

 

すべての人が持っているであろうそんな自分の負の側面をも、まるごと愛せますように。

自分のネガティブな思いすら資産にして自分らしく生きていく。
そんな人を増やせるように、これからも自分の体験を発信していきたいと思います。

今回もお読みいただき、ありがとうございました!