BEAUTY

素敵に顔を彩るためには「使いやすい道具」から。メイクブラシの買い方と揃えるステップ

メイクがもっと上手になりたい!
そう思った一番最初に“やってよかった”と思えるのは「メイクブラシ」を買ったことでした。
購入前、
「メイクブラシはフルセットで買った方がいいの?」
「何から揃えた方がいいの?」
そう思い、なかなか買えなかった頃を思い出しながら書きました。メイクブラシの選び方に参考になれば嬉しいです!

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メイク上達になりたいなら、まず道具から

私は数年ほど前までは「メイクブラシ」を単体で一度も買ったことがありませんでした。
(コスメについている付属のブラシで全部メイクしていました)

同じブラシでしょ?何が違うの?お化粧品に付属のブラシであれば、十分素敵なメイクができるのでは?
そう思っていたのです。

けれど、美容をあらためて極めようと、美容雑誌をあらためて読むようになった頃。
読めば読むほど、付属のブラシでは絶対にできないメイク手法や、どうしても小さくて使いずらい工程があったりと悩むようになったのです。

「これは、綺麗になれる鍵は、もしかしたらブラシかもしれない…!」
メイク上手な人にとっては当たり前すぎる気づきかもしれませんが(笑)、そんな答えを求めて、ブラシ探しの旅にでかけたのです。

いきなり「高価なメイクブラシ」に手をださない

何から買ってみようか、とても迷っていた私。

ブラシは、ドラッグストアの数百円のものからコスメブランドが出している数千円のものまでピンキリ。
しかも、あまりにもサイズと毛質がありすぎて、最初は本当に選べませんでした。

フェイスパウダー用のブラシでも、フラットな形か平たい形か、毛は化繊か、それとも狸の毛か…
雑誌に載っている「良いブラシ」とされるものが良いのか?とわかりやすく影響されてみたり。
「ずっと使うものかもしれない」そう思えば思うほど、いいものを買った方が良いのでは?という感覚にもなり、決めるのが難しくもありました。

資生堂の上質な天然毛のブラシをうっかり買おうと意気込んでいた時、
「これは、本当に私に使いこなせるのか?」
そうふと冷静になった私は、メイクブラシ初心者であることを認めて、あらためて初級から歩むことを決めたのです。

散々悩んだ挙句、購入したのは初心者向けのプチプラアイテム

どこから揃えようか悩んだ末、以下二つのブラシを買いました!

・マツモトキヨシで販売している「ROSY ROSA(ロージーローザ)」の単品売りブラシ
・Amazon Ducatoのケース付きブラシ本セット
(マツキヨで何点かメイクブラシを揃えた時、後からケース付きブラシに一目惚れし、重複していたのですが購入してしまいました…)

ブラシは、自分がメイクの工程で必ず使うであろうものに対して、一本ずつメイクブラシを購入。
・フェイスパウダーをつけるから→大きめのフェイスパウダーのブラシ
・チークを塗るから→チークブラシ
・アイシャドウをアイホールに大きく広げるから→大きめのアイシャドウブラシ
・アイブロウをパウダーで描くから→パウダーで描く用のブラシと、毛並みを整えるものが両側についているもの
・リップをきっちり縁まで綺麗に書きたいから→リップブラシ

自分のメイクの工程を見直し、「ここを、もう少し丁寧にやってみたいかも」と思えるところから順番に購入してみてもいいかもしれません。

メイクブラシを取り入れて変わったこと

揃えたブラシで、何が変わるのか。
圧倒的に、「メイクのしやすさ」が格段に上がりました!

付属のアイテムは、そのコスメのサイズ内にブラシを入れなければいけないため、どうしても小さいサイズになりがち。
一番使いづらかったのは「アイブローパウダー」。付属ブラシで眉毛を描くことが、とにかく心底至難の業だったのです。(なぜ、ずっと我慢していたのでしょう…(笑))

自分の顔に対して、まるで絵を描くようにぴったりの線(眉毛)を引いていく。
絵の上手な人はともかく、メイクを極めている修行真っ只中の自分にとっては、持ち手の長いブラシと短いブラシでどちらが良い絵が描けるのかはいうまでもありません。
(持ち手が十分にある鉛筆と短くて持ちづらい鉛筆で、どちらが字を丁寧にかけるか想像してみるといいかもしれません)

自分の顔をパレットに見立て、より素敵な絵を描くようにメイクで彩るために、使いやすい道具を揃える。
実際に使ってみながら、その道具の必要性を痛感したのです。

これから「上質なメイクブラシ」を買うためのヒント

実際にどちらも使ってみると、圧倒的に使うものはRosy Rosaの「単品売りブラシ」でした。

特に、私は「ブラシ一式」と「単品売りブラシ」をどちらも同時に買ってしまったのですが、自分のメイク工程に必要なブラシを一本ずつ揃えていたほうが、ずっと効率よく自分のメイクのプロセスになじませることができたのです。

使ううちに、
「あ、もっと毛の部分が大きい方がいいな」
「毛の肌あたりは、もうちょっとだけソフトな方がいいな」
「持ち手は長い方が描きやすいな」
そんな、ブラシに対する細かい要望がでてくるかもしれません。
それはブラシと仲良くなり、ブラシに対してワガママが言えるようになった証拠だと思うのです。

気づけばうっかり面倒くさがりが顔を出し、「使える」からと延々使い続けてしまいそうなブラシなのですが(笑)。
ちょっぴりお仕事をがんばった時の後に、ちょっと自分にご褒美をあげたいときになど、「長く使えるいいもの」を揃えていきたいと思います。

自分の美しさを生み出すために、最高の道具を用意する

素敵な自分の顔を彩るために、高くなくても使いやすい道具を準備してあげること。
それは、「今のブラシ、なんか小さくて使いずらいと思ってない…?」と、そっと自分の心に耳を傾ければ、本当はもっと早く気づくことができたと思うのです。

メイクブラシは、素敵な自分を彩るパートナー。
まずは「今」の自分が使えるメイクブラシを見つけて、一緒に素敵な顔を仕上げてみてはいかがでしょうか。私も徐々にアップデートすべく、日々練習中です!