PARALLEL CAREER

デザイン、ライティング…会社員が「手に職系」のスキルを身につけるのがおすすめな理由

こんばんは!SPARKLE ME編集部のまいまいです。
今回は、会社員にもぜひおすすめしたい「手に職」系のスキルについてお伝えします。

会社員として働いているのであれば、日々のお仕事を頑張っているだけでも立派なこと。
それでもどこか、自分の能力が伸びている気がしない…と焦ったり、今の会社でしか通用しない力しかついていないのでは?と不安に思ったり。
そんなことを思う人におすすめしたい「手に職」系のスキルと、つけることによる効果を実体験を交えてお話しします。

Contents

会社員には目に見えないスキルがたくさん備わっている!けれど…

会社員として勤務していると、言語化しないけれども「チームの一員として働くスキル」が無意識のうちについているものです。

その多くは“ポータブルスキル”とも言われる「ビジネスの基礎力」
論理的思考力やプレゼンスキル、コミュニケーション能力などが代表的なものではないでしょうか。

「私は、コミュニケーション能力があります!」
そんなことをわざわざ言うまでもなく、何かの仕事を進める際に同僚や上司と円滑な関係を築き一定の成果を出し、数年程度勤務していればビジネスの基礎力は十分についているもの。

けれど「ビジネスの基礎力」は、チームで働く時や組織の中で生きるもの。
そして、そのチームは、ある意味どんなチームでも適応できてしまったりするものです。

その「ビジネス基礎力」だけでは、“自分にしかできない”仕事をすることが難しい。
仕事は回すことができるけれど、個人名では稼ぎにくいのです。

視野に入れたい「手に職系」スキルの選択肢

「ビジネス基礎力」以上のものを伸ばしたい。

そう考えた時、選択肢として一つ考える価値があるのが「手に職系」のスキルをつけること。

具体的には
・記事を執筆できる「ライター」
・ホームページや画像のデザインができる「デザイナー」
・サイト制作やWEBサービスの制作ができる「プログラマー」
これらの、いわゆる「最前線でものづくりをする人たち」のスキルです。

100名以上などある程度の大きさの会社であれば、こういった「最前線でのものづくり」はせずに、「依頼する」「発注する」そんな機会の方が多いのではないでしょうか。
(外注する、代理店経由でお願いする…etc)

会社では誰かにお願いするばかりでも、それらを「作る」人になってみる。
手に職のスキルがもたらす3つのメリットについて、ご紹介します。

「手に職スキル」をつけると、自分はどう変わる?

①半永久的に自分のスキルとして武器になる

例えば、30歳でそのスキルを身に付けたとしたら、基本的にはそのスキルは一生自分の味方にになるもの。
時代に合わせたアップデートは必要ですが、働く場所が変わっても自分のライフステージが変わっても、会社を辞めても味方になってくれるスキルなのです。
ビジネス基礎力以外に、何か一つできることが加わる。
この掛け算だけでも、自分にできることの幅が広がります。

②成果が「自分個人」のものになる

「自分が作ったもの」は、基本的に「すべて自分の成果」として“独り占め”することができます。
会社の仕事は会社の看板下で行うものも多く、「自分(一人)で手がけたものだ!」とは言いづらいもの。
けれど自分が“自分のスキルで作ったもの”は、基本的にすべて自分のもの。実績として、自分について回ります。
自分にポートフォリオが作れるということ。それはつまり、個人名でも稼げるスキルにつながるのです。

③ものづくりの楽しさや達成感が得られる

普段自分で「つくる」機会は、会社員であればさほど多くありません。
自分が手がけたもの、自分が生み出したものの楽しみが実感できるのも、「手に職」系のスキルの良いところです。
小さい頃、何か工作を楽しんだり、自由な発想で絵を描いてみたりすることを楽しんでいた時代もあったのではないでしょうか。
大人になっても、“生み出す楽しさ”を味わえるのも、「手に職」のスキルの醍醐味です。

「手に職」スキルは、一朝一夕で身につくものではありません。
スキルによって向き不向きもあるために、自分の合う合わないを探りながら、ちょっとずつ練習して回数と時間をかけて磨き続けていくものです。

時間はかかるけど、それでも変え難いような自分の大切な味方のようなスキルになってくれるもの。
どこか新しい一歩を踏み出したいと思う人には、とてもおすすめできるスキルです。

「手に職」スキルを身につける上で大変なこと

一度身につけて実績を踏めば、自分の経験値で受ける仕事や幅もどんどん広がるのが「手に職」スキルのメリット。

けれど、まったく実績がゼロの場合は、単価が安かったり無償で行うところからスタートする可能性が高いです。
未経験・実績なしの場合、徐々に積み上げて伸ばしていく過程がとても長く感じられる時があるかもしれません。

報酬がないところから、ほぼボランティアで請け負ってみたり、
どこかのチームに入って、インターンで学んだり、
人手が足りない友達の仕事を手伝ってみたり。
そんな「場数」を踏むことで、「手に職」のスキルは磨かれていくもの。

時間がかかるからこそ、会社員であることを活かしながら「複業」という形でも少しずつじっくり育てるのもおすすめです。

私が「ライター」というスキルを身につけて変わったこと

私個人は「ライター」ですが、その一つのスキルの広がりに日々助けられています。

「ライター」と言うと、「記事をお金をもらって書く人でしょ」と思われることも多いですが、以下のように色々な分野で活躍することができます。

・受託記事のライティング全般
・メディア専属のライター
・メディアのコンテンツ発案・企画
・インタビュー企画、相手の魅力を引き出すコーチングのようなものなど
・プレスリリースの執筆
・SNSのテキストライティング
・ブログの記事執筆
・メディアのディレクション
・ホームページのリード文作成
etc.

言葉を使わないビジネスはありません。
「書く」「言葉」を軸にすれば、多方向に展開できるのです。

それは、デザインがないビジネスもなければ、WEBを一切活用しないビジネスがないのも同じこと。
「書く」「言葉」を軸にする、ライターか。
「デザイン」「センス」「世界観づくり」を武器にする、デザイナーか。
「WEBのノウハウ」「システム構築」でゼロから1を生み出す、プログラマーか。

3つのスキルから、十分大きく可能性が広がる未来が見えるかもしれません。

自分の味方は、自分でつくれる

一生自分の味方になってくれるスキルが、手に職のスキル。

転職したり、自分の専門性を極めたりと、あまたある選択肢の中でも、個人的に「身につけてよかった」と思うスキルです。

会社は辞めれば会社名というタイトルがなくなり「元◯◯の人」になってしまうけれど、個人で築いた実績は自分のお守りのようにずっと自分の味方になってくれるもの。
移り変わりが早い時代には、とても心強いものだと思います。

今や、スクールやYouTubeなどで無限に学びの選択肢がある時代。
ぜひ自分の可能性を広げる選択肢を増やしてみてくださいね!

今回もお読みいただき、ありがとうございました!