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“自分らしさ迷子”にこそおすすめしたい。自分軸を取り戻すために見直したい「日記」を書くということ。

こんにちは!まいまいです。

「日記をつける」こと。
私の日々、思い、時間の使い方が全て詰まっている「日記」は、“私らしさ”の源泉であり自分探しの最高のヒントです。

「自分らしさ」がわからなくなっている人にこそ、おすすめしたい。
自分らしさを実感するために最も身近で有効なツール「日記」の効果と、使い方についてご紹介します。

Contents

日記には何を書けばいいの?

子供の頃の日記を思い出してみれば、
「◯◯に行った。楽しかった」
そんなとりとめもない言葉をただ思うがままに書いていたのではないでしょうか。

大人になっても、日記には何もルールはありません。
ただ淡々と「その日に起こったこと」を書いてもいいし、「自分の感情」を書き連ねてもいいのです。
大切なのはしっかりと「それがあった」ことを認識することです。

大人のための日記は、毎日の自分を認識するためのツールになるもの。

日記をつけることで、自分が何に時間を使っているのか、何に喜んで何に不快な思いになったのかがはっきりとする。
ぼーっとしていればただ過ぎ去ってしまう日々のことに、自分なりの解釈や言語化を加えて、自分がまず認識する。

そこが、自分らしさに出会う第一ステップにつながるのです。

ハードルは低めに始めるのがコツ!日記の書き方例

今回は、書きづらいなと思う人のために、いくつか自分が使っていたフォーマットをご紹介します。

①<シンプルイズベスト!>日付+箇条書き。

★メモアプリでも、紙の手帳でもOK!

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(例)
■1月1日(土)
・◯◯に行った。◯◯◯と思った。
・◯◯◯◯をやってみたい。
・◯◯さんにあって、こう言われた。嬉しかった。

■1月2日(日)
・◯◯◯という本が気になってる。
・今日は◯◯◯◯だった。
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文章を書くのが苦手!そんなにたくさん書けないと言う人には、シンプルに日付+箇条書きがお勧めです。

紙の手帳のその日の欄に箇条書きで、ただその日やったこと、その日の感情、やりたいことなど、淡々と箇条書きで並べていくと言うシンプルな方法です。

たったこれだけの作業でも、自分にとってこの1日や1週間がどういうものだったのかをシンプルに振り返ることができます。

②<何に時間を使っていたか?を可視化>スケジュール+箇条書き

★紙であれば毎日の時間の目盛りがある週間バーチカルタイプがおすすめ。メモアプリであれば時間も書く。

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(例)
※前半にはタイムラインでやったことを記載
(週間のバーチカル手帳など時間単位で書けるものであれば、その目盛りを使って記録するでOK)
◯〜◯ 会社
◯〜◯ ◯◯さんとご飯
◯〜◯ ◯◯の本を読んだ

※後半にはフリースタイルで自分が思ったこと、感じたことをメモ
・◯◯が楽しかった
・◯◯という気づきがあって、◯◯をやってみようと思った
・◯◯が嫌だった ・・・等
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このタイプは、自分が何に時間を使っているのかと、その時に感じたことや気持ちをまとめて記録できる効果があります。

1日の終わりにどんな時間を過ごしたのかを再度書くことで、自分がその日の1日何に時間を使って、それに対してどう思ったのかを認識することができます。
すると不思議と、それを書いた時も後から見返した時に何をしていたのかがわかりやすくなったり、「なんだ、意外と自分はいい日常を送ってたじゃん」と、自己肯定感も高まっていきます。

ちなみに、私は長らく、二番目の方法で書いていました!
紙の手帳にその日に何に時間を使ったかをメモしておき、アプリの手帳(「Day One」の無料版を使用しています)に、その日に起こったこと、思ったことをただつらつらとメモしていく方法です。
そうすることで、自分の毎日のペースを紙の手帳で保ちつつ、その日に何を感じたかをアプリで忘れずに残しているのです。

特に忙しいタイミングや、あまりにも早いスピードで時間が過ぎていると感じた時、必ず夜寝る前に「何時から何時に何をした」「自分にとってこんな体験だった」と言う振り返りを記すようにしていました。

「忙しい」は“心を亡くす”と書くのは有名な話。
自分がちゃんと認識していなければ、「なかった」と同じことになってしまいます。それは、毎日を過ごす中で本当にもったいないことです。
ちゃんと自分の歩んだ日々を、確認しながら振り返りながら過ごす。そのことで、自分の心身の健康なペースを保つことができるのです。

「スマートフォン(アプリ)の日記」と「紙の日記」はどっちがいいの?

基本的には、ライフスタイルに応じてどちらでもOK、というのが答えです。
アプリの方がハードルが低い人もいれば、紙の方が書いていて楽しい人もいるため、自分がしっくりくる方を選びましょう。

私の場合は、
・iPhoneアプリ:思うことや忘れたくないことを毎日記録し検索できるようにしている
・紙の手帳:時間の使い方、日々のTo Do リストやアイディアなどの思いつきをメモ
二つをどちらも使うハイブリット型です。

たくさんの思いを一気に書き連ねたいスピード重視の時は、スマホの入力やPCのタイピングに慣れているのでアプリの日記を使います。
また、後から検索したくなりそうな事柄もアプリの日記に入れています。
同時に、デジタルの日記の方が思いついた時にすぐ立ち上げられるので、小さなアイディア等を書き留めることにも意外に向いています。

紙の手帳の場合は、あらためてしっかりその言葉や感じたことを書くことでじっくり味わいたい時
新しいアイディアを思いついた時や、自分のこれから実現したい未来について書くなど、その言葉の意味を噛み締めながら丁寧に向き合いたい時に向いています。
また紙は物理的にも見直すことができるので、どの日に自分の気持ちが動いたのか、何をしたときに嬉しいと感じたのかなと、見返しやすくなっています。

いずれにせよ、自分が「書いていて楽しい」方から手に取って使ってみるのがおすすめです!

日記をつけることは最大の「自分らしさ」に気付ける近道

私たちは、思った以上に「他人の予定」で動いています。

会社員であれば、最も最たるものは会社の出社時間。◯時から◯時まで働き、時折自分がコントロールし難い残業時間も発生します。
友達からの誘いが入ればどうしても応じてしまいたくなるし、いつの間にかSNSを中心にスマホに時間を数時間も使っていた…。
そんなことも多くあるかもしれません。

「日記」は、そんな他人軸になりやすい日々を「自分軸」に引き戻すベストなツール。

誰かの誘い、スマホの通知、反応したくなる「誰か」のお知らせをぐっと堪えて、「日記」をつけることからはじまる自分との時間を過ごしてみませんか。

今回もお読みいただき、ありがとうございました!