FASHION

迷わず購入できる!服を買うのではなく、“時間を買う”という考え方

ブラックドレス

こんにちは!まいまいです。
ファッション・ビューティに関する仕事に携わりながら、自分らしいオシャレや生き方についての情報発信をしています。

 

今日、ブラックの柄のワンピースを買いました!

ちゃんと即決せず(笑)、ひと晩おいても「やっぱり欲しい」「必要だ」という私なりには冷静な判断のもと、満足のお買い物を完了。
いつも買うワンピースよりは、1.5倍くらいの値段だったからか、そういう意味でもジャッジに時間がかかってしまいましたが。。

今日は、そこからの気づきを書きたいと思います。

 

今回買ったのは、1枚で決まる、さらりとしたレーヨンのワンピ。
黒がベースに、ユニークな柄がプリントされていて、街中で歩いていても多分かぶる人が少ないんじゃないかなと思える一着でした。

 

コロナ禍を経て、どんどん買い物や自分がお金や時間を使うものにシビアになってくる中で、それでもこの服を選んだ理由は何だろう?ということが、ふと疑問になりました。

すごく直感的な話をすれば、「可愛かったから、買った」なのですが、
今回はちゃんと冷静になった時間をおいたことで、なんで欲しいのか?なんでこのワンピースをそれでも買ったのか?が説明できるのです。

 

今回はこのワンピース、
私の豊かな「時間」を買うために買いました。
(だから、買うのを決められた、とも言えます)

可愛い服は、星の数ほどあるもの。
でも、星の数ほどある服を「可愛いから」という理由だけで買ったならば、すぐさまクローゼットはパンパンになり、一貫性もなく日々のお洋服選びも一層悩んでしまうのではないでしょうか。

 

いくつか、買った理由を上げてみます。

①ワンピース一枚で決まるので、朝の時間にゆとりが生まれるからいい!

そもそも、私はトップス+ボトムスを組み合わせて、という服があまり好きではありません。(最近気づいたことですが)
それに気づいてから、特にワンピースを集めるようになりました。

華やかなスカート、シルエットが美しいパンツ。
気合の入ったデザインのボトムスは好きなのですが、必然的にボトムスに気合を入れれば、上に着るトップスにも気合を入れなければなりません。

私はいつも、毎朝ボトムスを片手に
「これに何を合わせれば・・・」とよく悩んでいました。
これでは時間も悩む時間ももったいない。そんな悩む時間を帳消しにしてくれる。
そういう点でも、悩みがちな私にはワンピースは大きな味方なのです。

②旅に行く時でも気軽に持っていけるので、旅の服選びに悩まないからいい!

私は旅行も大好き。
旅行の時は、キメキメなお洋服よりも、体を締め付けず汚れも目立ず、そしてスーツケースにぽーんと放り込んでも、再度取り出した時にサマになってくれる。そんな優しくタフなお洋服が旅の相棒。

何かと移動も出張も多い私は、この「旅行にいく準備」の洋服を選ぶ時間がかかることが多かったんです。

毎回旅行に行くたびに、自分は変わらないので、きっと同じことを不満に思うはず。その時のために、「自分のための服」を準備してあげたくなりました。

③無理なくお手入れできる素材と形で、ケアに時間がかからないからいい!

このワンピースは、自宅で洗濯もできてシワにもなりにくい。
地味に時間がかかるのは、「着た、その後」です。
物は、買って終わり、なんて大間違い。
買ってから、使う時、そしてそれをメンテナンスする時まで、意外にさまざまな付随する時間が発生するものなんです。

この、「付随する時間」も自分が好きになれるかどうか。
アイロンの必要なシャツワンピ。きちんとセンタープレスが出るようにケアしなければいけないパンツ。
きっちり手入れされたアイテムの魅力もはかりしれませんが、あらゆる「やりたいこと」に溢れた毎日の中、自分がそれをできるのか…。わたしの答えは「NO」でした。
そんな「着た後」のことまで考えた時、自分に本当に合うアイテムがわかる気がするのです。

 

やはり最後は
「悩んでいる時間がもったいない!」
「これ以上のワンピースを探す時間がもったいない!」
そんな気持ちで、ワンピースを買った私(笑)。
(それは半分言い訳がましいかもしれません… 笑)

 

ただ、自分が本当に買うべき服は、自分の心の奥底の気持ちや、自分のライフスタイルを理解していないと買えないもの。

このワンピースは、実は私の心の声がたくさん詰まったアイテムでした。

・人となるべく被りたくない
・さらりと一枚で着れて、なんならオールシーズン活躍できるものがいい
・おうちで楽にケアできるものがいい
・プリント柄がいいけど、派手な色柄で目立つのはいや
・どんなに疲れていても着れる、人目を引きすぎないシックなものがいい・・・ etc.

きっとこの服は、自分がどんな時にでも味方になってくれるお洋服だ。
そう確信できたのです。

 

お買い物で大切なのは、
ピン!とくる直感も大切ですが、もっと気を使うべきは自分の心の声

自分の心の声に耳を傾ければ傾けるほど、自分のお買い物スキルはどんどん上がっていきます。

悔やむ衝動買いよりも、「本当に買ってよかった」と思えるような、自分にとって最高のお買い物体験を追求し続けたい。

誰よりも「お買い物」が好きで、自分らしさを追求したい私だからこそ、多くの人がそう体験できるためのヒントをこれからも発信したいと思います。

今回もお読みいただき、ありがとうございました!