FASHION

買うべきは「黒服」と「オシャレ着」の二つ。【服の買い方HOW TO】

ショッパーを持つ女性

こんにちは!まいまいです。
この記事は、服の買い方がわからない、苦手と思う人向けに書きました。

ファッションやビューティの仕事に関わること10年。
お洋服や美容に使ってきた金額は、おそらく自費で500万以上。
もっと服選びを、お買い物を楽しんでもらえるように。
楽しくなる服の買い方を発信しています。

今回は、服を買うときに意識したい二つの考え方についてご紹介していきます。

服を買うなら「黒服」と「オシャレ着」。

私は、服を買うなら
①黒服
②オシャレ着
この2種類を意識的に分けることが、自分らしいクローゼットの作り方につながると思います。
※「黒服」は「黒スーツ」のわけではなく、例えです。

それぞれの定義は、こうしています。

●オシャレ着
とにかく、自分が着たい服、好きな服!
注目を得るのにふさわしい服。見てほしいと思った時に着れる服。
ちょっと目立つ柄、個性のあるデザインなど。
「それ、かわいいね!」と言われると心が浮き立っちゃうような、まさに自分の中の「THE・ファッション」の服。

●黒服
仕事の時に着たり、何の気なしに手に取れる服。(仕事のスーツなども含む)
毎日の予定で、違和感なく着れて、必要以上に目立たない服。
一見地味に思えるようなものでも、自分の負荷なく着れるので、ノーストレス。
黒くなくても、ベーシックなデザインだったり、何にでも合ったり、自分がパワーのない時でも着れちゃう服。

どちらも、「素敵なファッション」に変わりはありません。
ただし、特に大きな企業で働いていたり、派手・華美な服装がネガティブに働く場面がライフスタイルのどこかにある場合は、自分的「黒服」も揃えておくことで、服選びがグッと楽になります。

お店で目に止まるのは「オシャレ着」だけど…

多くの場合、ファッションのお店を見ていると、「ああ、かわいい!」「これ、着たい!」と思えるものは、いわゆる前述した「オシャレ着」です。

ただし、一度立ち止まって考えたいのは、「実際、オシャレ着」を着れるのは、1週間のうちどれくらいなんだろう?ということです。

毎日の仕事。
顔を合わせる人間関係。
自分の気持ち、ムード。

総合的に勘案すると、「オシャレ着」よりも「黒服」を選びたくなりがちなことが意外と多くないでしょうか?
私は、仕事上は制服がなく私服ですが、意識してこの2種類を着分けるようにすることで、オシャレの選び方がとても楽しくなりました。

「黒服」は、嫌うべきものではありません。
それよりも、なんの気無しに着れる、どんな自分にもそっと寄り添って味方になってくれるファッションは、もっとずっと自分のために味方にするべきなのではないでしょうか。

今、自分が買おうとしているのはどっち?を考えて、服選びをもっと楽に

服の買い方は、ある意味「スキル」です。

「かわいい!」「着たい!」「欲しい!」そんな感覚だけにしたがっていては、スタイリングも組みにくい、クローゼットに統一感はなく、毎日のお洋服選びが大変になってしまいます。

上手な服の買い方を身につけるために、まずは「オシャレ着」と「黒服」の概念を取り入れて、自分にとってのその服の着たいシーンやポジションを考えてみると、また一歩、服の買い方上手になれるはず。
後悔のないお買い物をするために、ちょっとずつ自分なりの服の買い方を身につけていきましょう。