PARALLEL CAREER

何ができる?ですかさず見せたい。複業に必須!な「じぶんポートフォリオ」

こんにちは!SPARKLE ME編集部のまいまいです。

今回は、複業をしたい!そう思う人の味方になる、複業を得るために役立つ自分の「ポートフォリオ」の準備の仕方について書きたいと思います。

この記事は、こんな方におすすめです。

  • 会社員として働きながら、自分らしい「複業(副業)」をしてみたい
  • ただの「趣味」から「複業(仕事)」にするための方法が知りたい
  • 会社以外での自分らしい仕事を見つけたい

それでは、どうぞ!

Contents

どうやったら、仕事を依頼してもらえるのか?

そもそも‟どんな人なら仕事の依頼をしたくなるか”から、考えてみましょう。

仕事をお願いする人の立場になってみると、
「こんなことできる人にお願いしたい!」というときは、
たいてい「その実績を既に積んでいる人」に依頼がいくことがほとんどです。

その人の為を思って任せていくという、懐の広い人は、信頼のおける人であればありうるかもしれませんが、
基本的には「実績ベース」で仕事を依頼することがほとんどだと思います。

理由は言わずもがな、
一定のお金を払って何かをお願いするときは、誰でももちろん失敗したくないからです。

自分が行きたいレストランに行く前に評価をチェックしたり、
ベストコスメ大賞などを受賞しているコスメなら買いやすいといった理由が、
そのわかりやすい例でしょうか。

仕事についていえば、
有名で大きな実績をもつ会社には、どんどん依頼が集中していきます。
ファンを多く抱えるモデルさんや女優さんには、企業が案件をお願いしたくなるものです。
「期待するパフォーマンスを出してくれそう…!(そしてしかも結構確実に)」な人に
仕事が集まっていく仕組みになっているために、これは避けようのない真実です。

つまり、
自分らしい仕事をしたい!こんな仕事をしてみたい!

と思ったとき、必要なことは、
誰にも何も言われずとも、勝手にその実績を積んでみる。
頼む相手に「この人なら大丈夫!」そんな“安心感”をもたらせるくらいの、実績を見える化
しておく。
これに尽きるのです。

自分の「ポートフォリオ」とはどんなもの?

ポートフォリオとは、デザイナーやクリエイター、モデルなどが自分自身の実績を示すための作品集という意味合いで、よく利用されます。

つまり、「ポートフォリオ見せて」と言われたら、
「これまでに作ってきたものの実績(写真・デザイン等)を見せて」という意味になります。

今回は、「ポートフォリオ」を、自分自身の作品=自分が提供できる仕事の実績ととらえて、どう自分自身のポートフォリオを作り上げるか、という観点で書きます。

自分のポートフォリオができていれば、仕事を得ることのハードルがぐっと下がるのです!

自分らしいポートフォリオをつくる3ステップ

上記を踏まえ、
自分らしい仕事を見つけやすくなるポートフォリオの準備の仕方をご紹介します!

①自分が何で実績を積むか決める

まずは、どの分野で実績を積むかを決めましょう。
なるべく「狭く」「特定の分野」で決めた方が、より「こういうところに長けている人なんだ!」と伝わりやすくなるので、おすすめです。

  • WEBサイトが作れる
  • インタビュー記事が書ける
  • 家でできるDIYのノウハウをたくさん知っている
  • 時短で作れるお料理のコツがわかる …等

自分が「何でどんな価値を生み出せるか」を考えてみます。いくつか案を出してみて、その中からポートフォリオに掲載したいものを決めましょう。
※そもそも「何をしたいのか」は、普段会社員の人ほど日常的にやっていないので意外に難しかったりします。
ここで止まってしまう人は、「自分の好きなこと/やりたいこと探し」からスタートしましょう!
見つからない人も、いつも思わずやっていたこと、ひそかに続けてきたことにヒントが隠れていたりするものです。

②ブログ、SNSなどを開設して、見せながら努力を積み重ねていく

実績を積むものを決めたら、SNS・ブログなどオンライン上の場所をどこかに設けて、自分の作ったものの画像を貼ったりリンクを貼ったりしながら「一覧化」していきます。

  • 自分の作った料理
  • 自分が描いたイラスト
  • 自分のこだわりを持って撮った写真
  • 勉強したWEBマーケティングの知識 …etc.

最初は下手でもOKなので、誰かに見られている緊張感を糧にしながら、まずは発信してみること。
「もしもっと上手になって、後から見返して下手なものが残っていたら嫌だな…」そう思うのであれば、そうなった時に下手な順に消してしまえば大丈夫です!(笑)
上手になってから、心配しましょう。

③何か依頼が来た時に、一覧にしたURLを出す(でも、来なくても発信を続ける)

ポートフォリオが溜まってきたら、いつでもそのポートフォリオURLを出せるようにしておきます。
そして、何か仕事のチャンスが来たら、さりげなくただしすかさず、それを見せたり送ってみましょう。
「この人は、こういうものをつくることができる人なんだなあ」と納得させることができたら、ポートフォリオとしては大成功です!
聞かれたときに見せるのはもちろん、オンライン上に載せておけば、誰かに見つけてもらう可能性も高まります。

営業が苦手という人でも、今のネットやSNSの仕組みをもってすれば、売り込まなくても地道な実績で仕事が得られるいい時代。
ある意味、究極の実力主義な時代になっているともいえるかもしれません!

お仕事に初めてつながった時の、「わたしのポートフォリオ」

ちなみに、どれくらいのものをいくつ積み上げてポートフォリオにすればいいのかということですが、もちろんはっきり「ここまで」とは言えません。

1つ作っただけでお仕事につながる運の良い人もいれば、500個作って企業の案件につながるケースもあるかもしれません。間違いなく言えるのは、「その声がかかった時に、さっと出せる何かがあること」が大事ということです。
「チャンスの神様は前髪しかない」という言葉に代表されるように、差し出された一瞬のチャンスをものにできるように、準備しておきましょう。

ちなみに、私が最初に企業のライティングの報酬ありの案件をいただいた時は、「無償で書いたインタビュー記事8本」が実績でした。

noteに書いた「インタビュータイトル+ページのURL」を箇条書きにしたnoteの記事を、友人づてでその会社の代表の方に送ったのをよく覚えています。
友人紹介案件だったため、通常よりはかなりハードルが低かったのも事実。けれどそのnoteが間違いなく自分のポートフォリオとなり、信頼感を生み出してくれたのだと確信しています。

「ポートフォリオ」を積み上げることが、誰でもできる仕事実現の一歩

まずは、自分の実績をコツコツと積み上げていく。そして、SNSやnote、ブログなど、第三者が見える形で積み上げてお披露目していくこと。

実はこの作業が一番地味で、一番しんどいはずです。

最初はほとんど誰にも見てもらえず、仕事じゃないから報酬もない。
けれどそこであきらめなければ、複業にも、複業にとらわれない他の可能性にも、いつか何かがつながるはずなのです。

誰かから与えられたミッションをクリアすることだけを目標にする人生よりも、自分の意思で積み上げて新しいことを獲得する人生のほうが面白い。

まずは自分のポートフォリオを仕上げて、心から自分がやりたいと思える仕事を実現を目指していきましょう。

読んでくださる方々が、心ときめくやりたい仕事を手にできますように!