こんばんは!まいまいです。
今日は、一つのエピソードから、自分の世界観を表現することについて書きたいと思います。
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デザイン会社さんのエピソードから学ぶ、”世界観”の作り方
先日に、こんなツイートをしました。
とあるデザイン会社さんの話。プレゼンに来るときは、必ず白と黒のモノトーンルックなんだそう。それはクリエイションが引き立つからなのか、社のポリシーなのかはわからないけど、ある意味徹底された世界観づくりで尊敬。自分の見た目は最大のメディア。ぶらさないように、ちゃんと気を使うこと。
— まいまい|働き方とファッションを考える人 (@maimai_mlf) March 20, 2020
わたしちは一人一人が個性のある存在で、その個性を伝えて、表現して、生きていく。
それを表現する一番の接点としては、やっぱり「その人の身に纏うもの」「雰囲気」「持っているもの」がやはりてっとり早い。
このデザイン会社さんについては、
・着るお洋服の色を黒と白に統一
という、誰が見てもわかりやすい表現をしていましたが、なんだかとても興味を惹かれたのです。
見た目から、ポリシーを逆算して考えてみる
このデザイン会社さん自体が、どんなポリシーなのかはわかりません。
でも、なんだかそれを想像するのも楽しいのです。
目の前のクリエイションをプレゼン先のクライアントの前で最大級目立たせるために、クリエイションの背景となる自分たちの「色」や「個性」を可能な限り消そうとしているためなのか。
自分たちがデザイナー、クリエイターとして、目の前のアウトプットに想像するために、できるだけ自分たちの目の前に触れるデザインを究極的にミニマルにして、自分の創造性を限界まで高めようとしているのか。
はたまた、服の色を使わない、色の個性には頼らないという強い信念をもって、自分自身のそれ以外のキャラクターやセンスを徹底的に磨き上げようとしているのか。
本当の理由は、記述した理由とはまったく違う理由かもしれないけれど、それでもそこに垣間見える揺るぎない世界観に非常に興味を惹かれて、そこに根付くカルチャーが気になってしまったのです。
自分のポリシーがファッションになる時代
昔は、トレンドを追ったり、あたらしいものに着替えて行くのがオシャレとされていたけれど。
今はどちらかというと、自分のカラーにあったものを突き詰めて自分の「好き」を徹底していくという方向性が支持されていく時代の流れ。
以前の”断捨離ブーム”のように、足し算よりも、「そぎ落とす」重要性がより高まっていくのだと思います。
あまりにも多く提示されている「装い」の選択肢の中から、今の自分にしっくりくるものを選び取れる意志の強さ、自分の心の中に向き合って理解できる自己理解力が、より必要になっていくはずです。
デザイン会社さんの件はその一例ですが、その真の強さと徹底ぶりには、きっと何か学ぶことができるのではないかな、と思いました。
心地よい「自分ルール」を見つけてみよう
このデザイン会社さんについては、「服をモノトーンにする」というルールでした。
きっと、決まった背景には、徹底することで表現したい「なにか」があったはず。
ここでは、せっかくなので、「もし自分がルールを作るなら」と考えてみたいのです。
例えば、
手元を見てぱっと華のある気持ちになりたいから、艶のある赤いネイルを欠かさずしてみる。
見る人の心をふんわり優しくあたためてくれるような、ピンクのリップをつける。
凛とした姿勢が引き立つように、バックシャンのデザインのトップスを愛用する。
触りたくなるような艶髪ストレートを引き立てるように、服はシンプルにする。
あまたあるポイントで、特にどこに重点をおきたいのか、自分自身が自分の世界観に向き合って作り上げることが、一番の自分らしい生き方に近づいていける方法。
だれかに押し付けられた価値観や、「これしかない」という強い固定観念にしばられる時代は、もう終わり。
心の底から、自分のためだけに制定した自分のルールやポリシーを守って生きる。
そんな潔い、自分至上主義でも。せっかく一度きりの人生・・・ありだと思うのです。
自分らしさを見つけていくそのプロセスと、少しずつそれに気づいていくときのワクワク感が、これからの時代の真のファッッションの楽しみ方でもあるはず。
もっと自分らしく、自由にファッションを楽しもう。
そんなヒントのエピソードに、なりますように。