MIND

30代。自分が「すこやか」でいることに集中する

自分の声に耳を傾けられているかどうか。
自分の体、心はいまどういう状態か。
30代になったいま、歳を追うごとに、そんなことを日々の中で大切に考えることが増えました。

日々の中で、どれくらい自分を「すこやか」に保てていますか?
今日は自分を大切にすることについて買いています。

Contents

20代と30代で変わったこと

わたしたちの日々は、忙しい。
20代の頃は、予定をめいっぱい詰め込んで、声をかけられたら飛んでいく。自分というものが何なのかわからないから、直感と行動力を頼りに、フットワーク軽く世界に飛び出していきました。
新しい刺激が日々目に入る一方で、自分のことを省みたり、大切にしたりという時間はほぼなかったような気がします。(いつも何かに追われていた)

そんな中で、だんだんと自分の体や体調と向き合うことが増え、そもそも無理がしにくくなる状態になるのが30代。
「ニキビできたなあ」「顔色が悪いなあ」「なんとなく、だるい」
特に体が衰えてると感じることはまだ少ないものの、自分の「調子の悪さ」がなんとなく目につくようになりました。

「不調」に気付くのは悪いこと?

今まで、こんなに、調子悪かったっけ…?
最初は、顔色が悪い自分を眺めて、ちょっぴり落ち込んだりもしましたが、特に自分自身はそんなに変わっていない。
そう、きっと「気づくことができた」ということが一番変わったことなのだと思うのです。

たとえば、
「ああ、パソコンしすぎて目が痛い。ちょっと休めて外を見よう」
とか、
「なんか今週、予定が多すぎて心がそわそわする。明日は家に篭ろう」
とか、
「夜遅くまで仕事をしてたからなのか、体が重い。予定キャンセルして寝よう」
とか。

これまでも多分、同じように不調は「あった」。
けれど、自分以外の事柄や刺激に気を取られ、うまく気づいてあげられなかっただけなのではと思います。
もちろん、歳とともに調子が良くないものは増えがちではあるものの
その「調子のよくなさ」気づいて、ケアしてあげる。何よりそれこそが自分の生活を満たすアクションだと思います。

自分の小さな心の声に、耳を傾ける努力をする

自分の声は、とても小さなものから日々存在します。
「なんとなく、このランチの予定が気乗りしない」
「今日は夕ご飯の準備をしたくない。外でご飯が食べたい」
「今日は何もせず、寝たい」

一見簡単に見えても、「でも」と理由をつけて叶えてあげられてないこと、多いのではないでしょうか。

オシャレなお洋服を買うよりも、豪華なランチコースを食べるよりも、
自分の日々の「不」を解消してあげるほうが、実はずっと生活の満足度が上がったりするかもしれません。

自分に向き合う「夜ヨガ」の時間

最近一番心の支えになっているのが、「ヨガ」の時間です。
基本は仕事が大好きで、油断すると夜寝る直前まで仕事に手を動かしてしまったり、誰かと連絡をとってしまう私。
そこから睡眠に入ると、頭が興奮しているのか、なかなかすっきり起きられてない気がしていました。
そんな“頭フル回転”状態から、ひと呼吸置いてくれるのが、「夜のヨガ」の週間です。

Youtubeの「B-life」のまりこ先生が非常におすすめです。
B-life – YouTube

動画の本数も、びっくりするほど多く、何よりいつも挨拶からレクチャー時まで、どの動画もずーっとおなじ調子。これがベテランヨガ講師のスキルなんだと脱帽します。

「ヨガ」が良い、ということだけでなく、
一つのポーズに30秒などと時間をかけ、自分の体勢や呼吸にのみ意識を向ける。ただ、じっとしたり、体を伸ばす。
そうすることで、強制的にも自分のテンポがかわります。誰かのテンポから、自分の生きるテンポ(=呼吸)に、しっかり軸を引き戻してくれるのです。

すこやかさは、自分らしさをつくる

いま、自分が「すこやか」か。
いま、自分は「きもちよい」状態でいられているかどうか。
人によってその感じ方も、そこに至るまでに必要なこともさまざまです。

生きていれば、忙しいことも無理することもある。
であるならば、できる限り「すこやか」でいられる割合を増やしていく。そうすることが、穏やかで自分らしく生きるヒントにもなるかもしれません。

これからも“自分を整えること”にも貪欲に、すこやかな状態を目指す工夫も発信していきたいなと思います。